ドル円:120円の攻防が続くか?


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2015年最後の相場となった12月30日、ドル円はニューヨークタイムに一時120円を割り込む場面も見られました。

その後すぐに反発するも、120.200円付近で2015年の相場を締めくくっています。

120円ラインには相当数の買いオーダーが控えていると予想することができますが、申年は荒れた相場になるとも言われていますので、注意しておきたいところです。

では、テクニカルチャートをもとに2016年第1週の相場を分析してみましょう。

日足は雲の下限がレジスタンスに

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものになります。

先々週の時点ですでに一目均衡表の雲を下へ突き抜け、以降は大きな動きなく推移していますが、今後は雲の下限がレジスタンスになるでしょう。

現在、雲の下限は120.900円付近にあります。

上昇雲とはなっているものの、雲の下限あたりは強いレジスタンスとなっていると考えられますので、上に抜けるのは難しいかもしれません。

また、日銀の追加緩和期待が後退したということも、ドル円の上昇を難しくしている一因として考えられます。

一方で、12月30日には一時120円を割るレベルまで下落したものの、すぐに反発したことを考えると、120円がサポートラインになっている可能性があると言えるでしょう。

120円を明確に下抜けるようであれば売りでエントリーし、逆に雲の中に突入するようでしたら様子をみたほうが良いかもしれません。

ちなみに、雲の中には100日移動平均線が控えていることから、上値を目指すのは難しいと判断するのが妥当と思われます。

ただし、1月8日(金)にはアメリカの雇用統計発表が予定されており、結果によっては上下大きく動く可能性がありますので、それまでは小動きとなる可能性が高いです。

1時間足などで動きを見極め、エントリーしたとしても早めに決済しておいたほうが良いでしょう。

週足は雲の中に突入もレンジ相場か?

ドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものです。

先々週の時点でローソク足はすでに一目均衡表の雲の中に突入しています。

100期間移動平均線、および200期間移動平均線は上向き、さらに一目均衡表も上昇雲を形成しているということから、週単位でみると上昇トレンドと判断できるかもしれません。

一方で、ボリンジャーバンドは収縮していますので、次の動きを待ちたいところです。

昨年のドル円は10円程度の値幅しかなかったということで、今年は大きく動く可能性があると言われています。

まずはアメリカの雇用統計で相場の流れを見極め、それからエントリーしたいところです。