ユーロドル:1.07000台定着なるか?


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先週のユーロドルは、ドル売りの影響を受けて上昇する動きとなりました。

ドル売りの動きとなった大きな要因は、まもなくアメリカ新大統領として正式に就任するドナルド・トランプ氏の会見です。

トランプ氏はアメリカ国内の経済を再興するため、自国経済を優先した経済政策を行うと言われていますが、先日の会見では特に新しい経済政策について言及することはありませんでした。

これが失望感を買い、ドル売りの流れとなると、さらにアメリカの金利が低下したことも手伝い、ドルが大きく売られる動きとなりました。

それによってユーロドルは上昇したと考えられますが、現在は1.06000後半から1.07000の重さを確認しているところです。

1.05000と1.06000を明確に上抜けたことにより、今後は上値を試しにかかると予想されます。

一方で、今週はトランプ新大統領の正式就任がありますし、EUでは消費者物価指数や欧州中央銀行の政策金利発表、さらに定例のドラギECB総裁による会見が予定されていますので、急激な動きには注意したほうが良いでしょう。

では、ユーロドルの動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足では100期間移動平均線が上向きに

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの4時間足を表示させたものとなっています。

先週の上昇により、100期間移動平均線は上向きになり、かつ200日移動平均線も上に向きを変えようとしているところです。

近いうちに100期間移動平均線と200期間移動平均線がゴールデンクロスする可能性も否定できません。

現時点では押し目買いが有効な戦略として考えられ、1.06000レベルでサポートの強さを確認できたら上昇方向でエントリーすると良いでしょう。

日足では慎重なトレードが求められる

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの日足を表示させたテクニカルチャートです。

100期間移動平均線と200期間移動平均線はいまだ下向きであり、かつ一目均衡表の雲も厚い下落雲となっていますので、大きな目で見ると下落トレンド継続中と言えるでしょう。

しかしながら、ローソク足はバンドウォークを始めそうな形とも考えられ、現時点では無理にエントリーするのではなく、方向性を確認したうえでエントリーしたほうが良いかもしれません。

トランプ新大統領の就任会見や欧州中央銀行の政策金利発表、ドラギECB総裁の定例会見には特に注目したいところです。

週足では1.07000あたりが強いレジスタンスに

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの週足のテクニカルチャートです。

以前に何度かもみ合ったことがある1.07000あたりが強いレジスタンスとなっている可能性がありますので、まずはここをクリアできるか否かをチェックすべきでしょう。

もし上回ることに成功すれば、1.08000台突入の可能性も十分考えられます。