ドル円:下落トレンド発生


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現在のドル円に関しては、ポジティブな買い要因が見つかりにくい状況が続いています。

先週のドル円は一時118円台まで戻るシーンも見られましたが、その後は歯止めがかからなくなっている原油価格の下落に伴い、ドル円も下落。

11日月曜日につけた安値である116.650円付近を15日の金曜日に下回るなどしていますので、下落トレンドが発生していると見て良いでしょう。

月足のテクニカルチャートでは、長く天井に張り付いていた長期RCIがたれ始めており、さらにパラボリックも下落トレンドを示唆。

しばらくは戻り売りが有利な展開が続くと予想されます。

では、ドル円のテクニカルチャートを見ていきましょう。

日足のローソク足はボリンジャーバンド-1α付近で跳ね返される

テクニカルチャート:ドル円
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

先週月曜日に116円台ミドルまで下げる局面があったものの、中国の人民元が安定を見せたことに加え、アメリカの金利上昇などで118円台まで上昇。

しかし、金曜日には石油価格の下落などが引き金となり、月曜日につけた安値を下回ってしまいました。

117円手前で相場を終え、現時点ではボリンジャーバンドの-1αと-2αの間で推移しています。

今後も下落する可能性が高いと予想されますが、まずは昨年のチャイナショック時につけた116円付近を試すことになるかもしれません。

また、黒田総裁は現時点での追加緩和は考えていないという発言をしたことにより、上値を負う可能性は非常に低いと見て良いでしょう。

とはいえ、来週は中国の相場状況、中東情勢、原油価格の動向を睨んだ展開が続くことになりそうです。

週足のボリンジャーバンドは拡大傾向

テクニカルチャート:ドル円
上記は、ドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

週足のボリンジャーバンドは長く平行線をたどっていましたが、先々週、そして先週の下落により、拡大する兆候を見せています。

週足でみると、とりあえずの下値はチャイナショック時につけた116円付近ということになるでしょう。

ただ、当時はすぐに切り返しましたが、今回は様相が異なっており、さらなる下落を試す可能性があります。

もし116円を下に抜けたとすると、しばらくは目立った抵抗がありません。

まずは2015年1月につけた115.850円付近を目指すことになりそうです。

また、それをさらに下回ることになれば、さらに下落が加速し、100日移動平均線が位置している114.340円付近を狙うことになるでしょう。