ドル円:下落トレンド終了でレンジ相場突入か?


男性
今年に入ってから下値を切り下げ続けてきたドル円でしたが、一時は160円を下回る場面もあったものの、その後は切り返しています。

21日木曜日と23日金曜日に大きく値を上げ、ローソク足は大陽線で終えました。

下げ続けた後の大陽線はトレンドの変わり目を示唆するとも言われていますので、ひとまず下落トレンドは底を見たと言っても良いかもしれません。

とはいえ、中国の景気リスクや原油価格の下落リスクなど、円買い要素はまだまだ残っています。

今週はECBのドラギ総裁が3月の追加緩和を示唆しましたが、来週は日銀金融政策決定会合が予定されており、追加緩和に期待が掛かっていることも、値を上げた要因のひとつと言えるでしょう。

では、テクニカルチャートを見ていきたいと思います。

日足は21日移動平均線の壁をクリア

テクニカルチャート:ドル円
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

木曜日と金曜日の上げにより、ローソク足は21日移動平均線を超えて終えることに成功しました。

次にめざしたいのは120円付近ということになりますが、日銀金融政策決定会合で追加緩和が示唆されなければ再び下落トレンドへ、追加緩和が示唆された場合はもう少し上値を伸ばすことになるかもしれません。

したがって、日銀金融政策決定会合が行われる29日金曜日までは、短期トレードが有効となるでしょう。

なお、RSIは上向きとなっており、まだまだ上値は目指せそうな形となっています。

日足は21日移動平均線の壁をクリア

テクニカルチャート:ドル円
上記のテクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものです。

先週に十字線をつけ、今週は大きく上昇。

大陽線で今週の相場を終えたことから、日足と同様に週足でもトレンドの転換点を迎えている可能性があると考えられます。

一方、現時点ではボリンジャーバンドの基準線と-1αの間にあり、まずは基準線を越えることができるかどうかがポイントとなりそうです。

もしボリンジャーバンドの基準線をうわ抜けることができた場合、120円付近まで上げてもおかしくないかもしれません。

一方、明確に越えられないようであれば、もう一度下を試しに行く可能性もあると考えておいたほうが良いでしょう。

とはいえ、何か大きなきっかけがない限り、現在のレベルでレンジ相場を形成する可能性が高いと考えています。

まずは来週の相場で動きを確認し、明確なトレンドが出るようでしたらエントリー、トレンドが出ないようでしたら様子見が良さそうです。