オーストラリアドル円:石油価格の戻しで調整相場か?


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中国の景気後退懸念や石油価格の大幅下落などによって価格を下げていたオーストラリアドル円でしたが、石油価格が戻りを試したことにより、オーストラリアドル円も79円前半を底値に切り返す相場となりました。

これで一旦は下落相場が終了との見方もありますが、石油価格はまだ下を試す可能性がぬぐい去れず、かつ中国の景気後退懸念も継続していますので、下値リスクは消えていないと見たほうが良いかもしれません。

一方、来週は円売り要素となる日銀金融政策決定会合の結果発表があります。

その後には黒田日銀総裁の定例会見も予定されており、日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の発言によって円売り、もしくは円買いの動きが出るでしょう。

特に注目したいのは、日銀が追加緩和に踏み切るかどうかということです。

ECBのドラギ総裁が3月の追加緩和を示唆したことにより、ユーロは売られました。

黒田日銀総裁はECBの動きに追随するのか、注目が集まります。

では、テクニカルチャートを見ていきましょう。

日足は2日連続陽線で21日移動平均線付近へ

テクニカルチャート:オーストラリアドル円
上記は、オーストラリアドル円の日足のテクニカルチャートです。

クロス円は21日木曜日から上昇を続けており、オーストラリアドル円も同様の動きとなっています。

日足のローソク足は21日移動平均線まで近づきつつあるということもあり、ここらへんでレンジ相場に突入するかもしれません。

まずは21日移動平均線を上回ることができるのか、それとも反発してしまうのか注目したいところです。

中国経済の動向や石油価格をにらんだ展開となりそうですが、来週は黒田日銀総裁の定例会見に最も注目が集まりそうですので、それまで大きな動きは見られないと考えています。

日足は2日連続陽線で21日移動平均線付近へ

テクニカルチャート:オーストラリアドル円
上記のテクニカルチャートは、オーストラリアドル円の週足を表示させたものとなっています。

先々週からの下落でボリンジャーバンド-3αを突き抜けそうな勢いを見せていたオーストラリアドル円ですが、21日木曜日と22日金曜日の切り返しにより、バンドウォークは回避した形となりました。

この上昇がどこまで続くのか、それとも再度下落に転じるのか、それともレンジ相場に突入するのか、来週はそれを見極める時間となるかもしれません。

とはいえ、現時点ではレンジ相場に移行する可能性が高いと考えています。

来週、オーストラリアではいくつかの経済指標の発表が予定されていますが、やはり黒田日銀総裁が追加緩和に踏み切るかどうかに注目が集まるのは間違いありません。