ドル円:日銀のマイナス金利導入で円安継続か?


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1月を振り返ってみると、ドル円は上下に激しく揺さぶられた1ヶ月と言えるかもしれません。

年末から月初にかけては中国経済の後退懸念の石油価格の下落、北朝鮮問題、中東問題など、さまざまなリスクが一気に浮上し、安全通貨とされている円が買われる状況が続いていました。

昨年8月につけた116円付近を下回り、一時115円台まで下落したドル円でしたが、もっとも大きなインパクトとなったのは、やはり日銀がマイナス金利の導入を発表したということでしょう。

正式発表される前にマイナス金利導入のニュースがリークされたため、118円台で推移していたドル円が一気に噴き上げ、121円台ミドル付近まで上昇。

その後、再び下げましたので、行ってこいになるかと思われたものの、再度上昇し、121円台に突入。

ニューヨーク時間は120円台まで下げる場面もありましたが、最終的には121円台に乗せて終えました。

この一連の動きにより、下値リスクは低下したと見て良いでしょう。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

200日移動平均線を上回れるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

1月20日に一時115円台まで下落したドル円ですが、その後盛り返しました。

そして29日の金曜日、日銀がマイナス金利導入を発表したことにより、うわ離れした形となっています。

ローソク足はかろうじて一目均衡表の雲の中に入りましたが、次に目指したいのは、やはり200日移動平均線を上回るということでしょう。

現時点では200日移動平均線に上値を抑えられた形となっていますので、ここを上回ることができるか、それとも跳ね返されてしまうのかがポイントになります。

石油価格や中国経済など不安要素はくすぶっているものの、少なくとももう一度は200日移動平均線突破を目指す動きが見られるかもしれません。

120円台ミドルまで落ちてきたところを丁寧に拾っていく戦略が有効と考えられます。

週足ではレンジ継続か?

ドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものです。

2週連続で比較的長めの陽線をつけており、ボリンジャーバンドの拡大は免れた格好となっています。

ローソク足が21期間移動平均線を上回って終えたことにより、とりあえずは上を目指すことになるかもしれません。

上値を目指すとすれば、一目均衡表の雲の上限である122円台ミドルが目安となるでしょう。