ドル円:アメリカの景気先行き懸念で円高バイアスがかかる


男性
日銀がマイナス金利導入を発表したことにより、ドル円相場は円安方向へ大きく動きました。

しかしながら、今週のドル円相場では世界景気の先行き懸念に加え、アメリカの景気先行き懸念も浮上し、マイ内金利導入前の水準までドル円は価格を落としています。

石油価格の下落なども大きく影響していると考えられますが、黒田日銀総裁がさらなる利下げなどにも言及したということもあり、下値は限定的かもしれません。

とはいえ、上値を狙う気配も感じられず、現時点ではレンジ相場に移行する可能性が高いと考えられるでしょう。

来週はイエレンFRB議長の議会証言が予定されていますが、ここで今後の利上げについて何らかのコメントがある可能性もありますので、3月に利上げするのか、それとも年内のさらなる利上げに慎重な姿勢を示すのかで大きく動く可能性があります。

では、今後のドル円はどう見ていけば良いのでしょうか。

ドル円のテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思いますので、FXやバイナリーオプションにお役立てください。

マイナス金利後の上げを吹き飛ばす下落

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

日銀のマイナス金利導入発表後は一時121円台ミドルまで上昇する展開となりましたが、翌月曜日から木曜日にかけて下落し、5日金曜日は一時116円台前半まで下落しました。

1月20日につけた116円は回避し、5日のローソク足は陽戦で終えたものの、下も上も固い状況にあると言えるかもしれません。

来週は116円割れを再びトライするのか、それとも上値を試すのか様子を確認したいところです。

その大きなきっかけとなりそうなのは、やはりイエレンFRB議長の議会証言でしょう。

年内に利下げは行われないのではないかという観測も出始めており、次の利上げに関してはほとんど相場に織り込まれていないと考えられます。

そのため、もし3月に利上げする趣旨の発言があれば、一気に上値を試しにいく可能性がありますので、それまではポジションをスクエアにしておいたほうが良いかもしれません。

週足はバンドウォークを始めるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足はボリンジャーバンドの-2αを下回って終えました。

来週はここからボリンジャーバンドが広がるか、それとも上値を試すレンジ相場へ移行するかを見極める週となります。

とはいえ、日銀の黒田総裁の発言を鵜呑みにするのであれば下値は限定的と考えられますので、上値を試す可能性が高いと判断できるかもしれません。