オーストラリアドル円:幅の広いレンジ相場を形成か?


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オーストラリアドル円は石油価格に大きな影響を受ける相場が続いています。

日銀がマイナス金利の導入を発表したことで円が売られたことにより、オーストラリアドル円も上昇したのですが、その後は石油価格に下落などによって再び下値を試す展開となりました。

日足、週足ともに一目均衡表の雲は下落トレンドを示唆しているものの、石油価格の動きで上下に揺さぶられる展開となりそうです。

また、9日火曜日にはNAB企業信頼感指数の発表が、10日水曜日にはウエストパック消費者信頼感指数の発表が、12日金曜日には住宅ローン約定件数の前月比が発表される予定となっていますので、注意しておきたいところです。

では、テクニカルチャートをもとに今後のオーストラリアドル円の動きを考察していきたいと思います。

日足は21日移動平均線を割り込む

オーストラリアドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、オーストラリアドル円の日足を表示させたものとなっています。

石油価格下落などの影響を受け、86円台から82円台ミドルまで下落する展開となりました。

5日金曜日のローソク足は21日移動平均線を割り込んで終えていますので、現時点では下値を目指すバイアスのほうが強いと捉えるべきかもしれません。

また、パラボリックも売りを示唆しています。

短期のRCIがほぼ底をついているのに対し、長期のRCIが上昇していますので、来週中に少なくとも反発する動きはありそうです。

とはいえ、RSIにはまだ下に余裕がある状態であり、このまま下落する可能性も頭に入れておきたいところです。

再び79円台前半を目指すか?

オーストラリアドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、オーストラリアドル円の週足を表示させたものとなっています。

5日金曜日のローソク足は陰線で終え、下ヒゲもない状態となっていますので、強い下落トレンドにあると判断したほうが良いかもしれません。

このまま下落トレンドが続いていった場合、まずは8月につけた81.900円付近、それを下回ったら今年1月半ばにつけた79.200円付近をトライしにいく可能性があります。

とはいえ、日足、週足のボリンジャーバンドは水平な状態になりつつありますので、ひとまずはレンジ相場に移行し、次の動きを待つことになりそうです。

ただし、レンジ相場といっても、今回は幅が広いレンジとなるでしょう。

79円台から86円あたりで推移すると予想することができますが、もしこれらの水準を突破してきた場合は新たなトレンド発生の可能性も頭に入れておくべきかもしれません。