ドル円:下落トレンドも買い戻しに注意


男性
ドル円は2週連続で大きな陰線をつけて終わる結果となってしまいました。

黒田日銀総裁がマイナス金利の導入を発表した後は一時121.700円付近まで値を上げたドル円でしたが、その後は売り一辺倒となり、わずか2週間で10円以上下落してことになります。

この大きな下落によってテクニカルチャート上では明確な下落トレンドが発生したと見ることができるでしょう。

とはいえ、下げ過ぎの感もありますので、買い戻しの動きには注意したいところです。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

日足はバンドウォーク継続

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

下げ一辺倒の相場が続いていますが、12日金曜日は買い戻しとみられる動きも入り、113円台に値を戻して終えました。

先週は一時110円台まで突っ込む場面も見られたものの、111円台後半辺りで奇妙な動きがあったのはご存知の通りです。

111円台後半から一気に113円台まで噴き上げる動きがあったため、政府介入があったのではないかという噂が広まっていますが、政府はノーコメントとしています。

もし政府の介入だとすれば、111円台は許さないという明確な姿勢を示したとも捉えることができるでしょう。

とはいえ、下落トレンドを脱するには至っていませんので、ドル円はまだ厳しい状況が続きそうです。

なお、日足のテクニカルチャートで見てみると、12日金曜日のローソク足は陽線で終えていますが、ボリンジャーバンド-2αのバンドウォークを脱却するには至っていません。

来週は115円付近まで買い戻されるシーンも出てくる可能性があるものの、跳ねたところはショートで入っていきたいところです。

週足は一目均衡表の雲を下抜ける

ドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものとなっています。

ここ2週間の大幅な下落相場により、ローソク足はついに一目均衡表の雲を下抜けることとなってしまいました。

また、ボリンジャーバンドの-3αを突き抜けた格好で終わっていますので、強い下落トレンドが発生していると見ることができるでしょう。

来週はバンドウォークが本格化するかどうか見極めたいところです。

なお、来週はアメリカで消費者物価指数や生産者出荷価格、鉱工業生産、新規失業保険申請件数などの経済指標が予定されていますが、18日木曜日の早朝に発表されるFOMC議事録公表で文言に何らかの変化があるかどうかチェックしましょう。