ドル円:二番底を狙いにいくか?


女性
先週のドル円は戻りを試したものの、黒田ラインもしくはトヨタラインと呼ばれる115円まで届かず、反落して終える形となりました。

現時点では二番底を試しにいく可能性が高いと考えられるでしょう。

ただ気になるのは、アメリカの利上げ観測です。

3月の利上げはほぼなくなったと見て良さそうですが、年内にさらなる利上げを行うのではないかという噂もチラホラと出てきています。

すべては今後の経済状況によるところだと考えられるものの、もし年内の利上げ観測が再浮上すれば、ドルが再び買わ、円安方向へ向かう可能性も否定できません。

とはいえ、現時点では明確な下落トレンドが発生しており、しばらくは上値が限定された状況が続くことになるでしょう。

では、テクニカルチャートをもとに来週のドル円の動きを分析していきたいと思います。

ローソク足はボリンジャーバンド-1α~-2αで推移

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

先週は戻しを試したということもあり、先々週の安値である110.960円付近まで下げることはありませんでした。

ただ、18日木曜日、19日金曜日とローソク足は陰線を形成し、二番底を試しそうな形となっています。

戻しを終えたことにより、テクニカルチャート上では明らかな下落トレンドが発生していると見て取れますが、まずは22日月曜日の欧州、そしてアメリカの動きで確認したいところです。

なお、先々週の安値である110.960円付近を下回った場合、下落がさらに加速し、月足のボリンジャーバンド-1αが位置している109.600円付近を目指しにいく可能性が高いと考えられます。

ローソク足はボリンジャーバンド-1α~-2αで推移

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものとなっています。

これで3週連続で陰線を形成したことになり、ローソク足はボリンジャーバンド-3αに沿ってバンドウォークを始めました。

現時点では115円付近が強い抵抗となっており、これを上回ることができなければ下値を試しにかかる可能性が高いと言えるでしょう。

ただ、テクニカルチャート上は明らかに下落トレンドを示唆しているため、大きな買い戻しが入った際はローソク足の形などを見たうえで売りエントリーを仕掛けていきたいところです。

なお、今週はアメリカのダラス連銀総裁やセントルイス連銀総裁、アトランタ連銀総裁が予定されており、利上げに関する発言についても注目したほうが良いかもしれません。