ドル円:税制改革案の遅れでドル売り


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今週のドル円は、アメリカの3月利上げの可能性を受け、一時はドルが買われる動きとなりました。

ドル円は114円台後半まで上昇しましたが、トランプ大統領が今月下旬に発表すると見られていた「驚異的な税制改革案」はまだまとまっておらず、発表が遅れると報じられると、強いドル売りの動きが発生。

これにともなってドル円は円高となり、一時は112円を割り込むほどの強い下落が発生しています。

最終的には112円台に乗せて終えましたが、今後はトランプ大統領が言う驚異的な税制改革案の中身に焦点が集まっていくことになるかもしれません。

また、来週はアメリカのベージュブックや雇用統計といった重要指標の発表が予定されています。

アメリカの今後の利上げに関する重要な指標となりますので、トランプ大統領の税制改革案と同時に注視しておきたいところです。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足では下落トレンド発生

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

ボリンジャーバンドは拡大し、ローソク足はボリンジャーバンドの-2αに沿って推移していますので、4時間足では下落トレンドが発生していると見て良いでしょう。

今後は直近で揉み合った111.600付近を目指す可能性が高いと考えて良いかもしれません。

一方で、ベージュブックと雇用統計発表前ということもあり、一時的なポジション整理の動きにも注意しておきたいところです。

日足ではレンジ相場か?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

トランプ相場はすでに終了し、レンジ相場に突入しそうな形と見ることができ、アメリカの利上げ時期やトランプ大統領の税制改革案など不確定要素が多いため、積極的なトレードは避けたほうが良いかもしれません。

111円台ミドルまで落ちてくることがあれば、買いでエントリーしてみたいと考えています。

日足では一目均衡表の雲の上限がサポート

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものとなっています。

ローソク足は2週連続で陰線をつけていますが、一目均衡表の雲の上限にサポートされた状態です。

また、111円台ミドルには21期間移動平均線もあるため、このレベルは強いサポートとなるでしょう。

とはいえ、不確定要素が多いことから、来週も1時間足や4時間足などのテクニカルチャートで判断し、長期での勝負は避けたほうが良いかもしれません。