ユーロドル:アメリカの年内利上げ観測再浮上で売られる


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今月中盤に上昇トレンドに入ったと思われたユーロドルですが、追加緩和の観測で再び下落しました。

そして、週足のテクニカルチャートでは2週連続で陰線をつけており、本格的な上昇トレンドとはならず、さらにアメリカのGDPが予想以上に強い結果だったということを受け、ユーロが売られる展開となっています。

また、英国がEUを離脱する可能性や原油価格に変動によって買われたり売られたりする状況が続いており、なかなか予測が難しい相場が続いているようです。

一方、中国で開催されたG20では各国が経済不安に対して手段を尽くす旨の結論となりました。

この結果を受け、月曜日の相場がどう動くか確認していきたいところです。

では、テクニカルチャートをもとにユーロドルの動きをチェックしていきましょう。

4時間足では下落トレンド示唆

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの4時間足を表示させたものです。

金曜日のニューヨークタイムに発表されたアメリカのGDPが予想より強い結果だったということもあり、これまで後退していたアメリカの年内利上げ観測が再浮上し、それまで買われていたユーロが売られる展開となりました。

4時間足のテクニカルチャートで見ても、1.10700付近から1.09000台前半まで一気に下落。

中期移動平均線は下向きになりはじめ、長期移動平均線は水平になろうとしています。

また、一目均衡表の雲は下落を示唆していますので、下落トレンドの最中と見てよいでしょう。

これまでサポートとなっていたラインをブレイクしたことも、下落トレンドの兆候を示唆しています。

まずは月曜日の欧州時間とニューヨーク時間にどう動くか見極めたいところです。

日足は雲がサポートとなるか?

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものとなっています。

2月第2週につけた高値1.13760分から上昇を抑えられ、その後は下落に転じました。

現在はサポートラインを割り込んでいる状態となっていますが、中期移動平均線と長期移動平均線はそれぞれほぼ水平の状況となっていますので、日足で見れば相場は迷っていると言えるでしょう。

また、1.08000台に一目均衡表の上昇雲が控えている点もチェックしておきたいところです。

この雲まで下落する可能性は十分ありそうですが、雲を下に突き抜けるのか、それとも雲の上限がサポートになるのか見極めてからエントリーしたほうが良いかもしれません。