ドル円:FRB議長が早期利上げ示唆もドル売り


今週のドル円は、金曜日のニューヨークタイム午前まで円安方向に進むも、最終的には114円付近まで下落して終えました。

イエレンFRB議長が講演で早期利上げを容認する発言をした直後、一気にドル売りが発生。

一時114.700円付近まで円安が進行しましたが、3月利上げはすでに織り込まれているようで、その後大きく下落。

113.800円付近まで一気に下落し、何とか114円に乗せた形で相場を終えています。

来週金曜日にはアメリカの雇用統計発表が控えていますが、雇用統計による影響は限定的であり、3月16日早朝に予定されているFOMCに焦点が集まることになるでしょう。

現時点でドル買いの新たな材料はなく、あるとすればギリシャに対する追加支援交渉などの進展次第では円買いが発生してしまう可能性がありますので、FOMCまでは積極的には買いにくいところです。

これまでサポートとして意識されている111円台ミドルを下に抜けるのか、それとも115円を上抜けるのかをチェックしたいところであり、抜けたほうに素直についていくと良いかもしれません。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとに見ていきましょう。

4時間足でレンジ相場突入か?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

今週だけに限って言うと円安トレンドが発生したと見ることができますが、週末のニューヨークタイム午後に発生したドル売りの動きにより、1円程度価格を下げて終えました。

4時間足では21期間移動平均線がサポートした形となっていますが、上も堅さがみられるため、これまで同様レンジ相場の動きとなるかもしれません。

長期でトレードするのであれば、FOMCの後が良いでしょう。

日足では逆張りトレードが有効か?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

日足のテクニカルチャートではローソク足がボリンジャーバンドの+2αで跳ね返されており、今度は下値を試しに行く可能性がありそうです。

ギリシャをはじめとしたヨーロッパ問題にも注意したいところですが、しばらくは逆張りでのトレードが有効になるでしょう。

週足ではレンジ脱却ならず

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足はこれまでのレンジを脱却することができず、ローソク足の実体部分はまだ100期間移動平均線の下にあります。

来週は売り目線でトレードし、111円台ミドルから後半あたりまで伸ばしてみても良いかもしれません。