ユーロドル:利上げの可能性浮上で続伸



先週のユーロドルは、21日移動平均線がレジスタンスとなって推移したものの、金曜日の相場で大きく続伸しました。

この要因となったのは、ユーロに利上げの可能性が浮上したためでしょう。

量的緩和政策が終了する前に利上げを行うとの協議がなされたという報道が出たことにより、ユーロが大きく買われ、ユーロドルは一時1.07000手前まで上昇する強い動きとなりました。

ドル売りの流れも影響して大きく上昇したユーロドルですが、来週注目したいのは、月曜日に予定されているラウテンシュテーガーECB専務理事とドラギECB総裁の講演、そして木曜日午前3時に予定されているアメリカのFOMCです。

ラウテンシュテーガー専務理事とドラギ総裁が量的緩和、および利上げについて言及するのか注目されます。

また、アメリカのFOMCでは3月利上げの線が濃厚であり、その内容に注目が集まるでしょう。

アメリカは年内複数回の利上げが予想されており、利上げペースによっては失望売りにつながる可能性も否定できませんし、逆にドルが買われる動きになる可能性もあります。

これらを頭に入れておき、FOMCまでは短期勝負で攻めたほうが賢明でしょう。

では、テクニカルチャートをもとにユーロドルの動きを見ていきたいと思います。

4時間足では上昇トレンド発生中

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの4時間足のテクニカルチャートです。

利上げ観測が浮上して以降、ユーロドルは力強く上昇しており、現在はボリンジャーバンドの+2αと+3αの間に位置しています。

ローソク足が長い上髭を付けている点が気になるところですが、何かしらの問題が出てこない限り、押し目買いで攻めたい局面です。

日足では一目均衡表の雲を突き抜ける

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの日足のテクニカルチャートです。

ご覧の通り、ローソク足は一目均衡表の雲だけでなく、21日移動平均線と100日移動平均線まで一気に上回り、ボリンジャーバンドも拡大しそうな形となっています。

100日移動平均線と200日移動平均線は下向きではありますが、形的には1.08000台を目指してもおかしくないでしょう。

ローソク足は21期間移動平均線付近の工房

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの主足のテクニカルチャートとなっています。

ここ直近で下値の更新に失敗していますので、日足でも1.08000台を目指してもおかしくありません。

一方で、ローソク足は21期間移動平均線に頭を抑えられており、これを上回れるか否かに注目したいところです。