ドル円:112円と114円ミドルのレンジを形成


男性今週のドル円は一時112円前半まで落ち込む場面も見られたものの、上値は114円台ミドルで抑えられた形となりました。

現時点ではこの範囲でレンジ相場を形成していると考えられ、次の話題待ちといったところでしょうか。

そんな中、来週木曜日早朝にはFOMC政策金利と黒田日銀総裁の定例会見が予定されており、内容によってはこれをきっかけに大きく動く可能性があります。

特に注目したいのは、やはりFOMCでしょう。

ここのところのアメリカの経済指標では改善の兆しが見られるものもあり、年内の利上げ説が復活しつつあります。

今回の利上げは見送られると予想されているものの、もし年内の利上げ観測が再び負傷するようなことになれば、ドルが買われる可能性大です。

したがって、それまでに大きな動きが出る可能性は乏しく、しばらくは原油価格などの動向を見ながらのレンジ相場が継続すると予想しています。

では、テクニカルチャートをもとに来週のドル円のポイントを見ていきましょう。

4時間足はレンジ相場形成

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

上値は114円ミドルで、下値は112円台前半となっていますが、下値は徐々に切り上げてきている状況です。

また、長期の移動平均線はいまだ下向きを保っているものの、中期の移動平均線は下向きから並行へと変わりました。

このことからもレンジ相場を形成していると見て良さそうです。

トレンドが出るまでは逆張りが有効と考えられますので、114円台ミドルでは売りエントリーで入り、112円台では買いエントリーを仕掛けるのが有効かもしれません。

また、もしどちらかに抜けてトレンドが発生した場合、素直についていきたいところです。

日足は21日移動平均線を上回る

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の日足を表示させたものとなっています。

これまで抑え続けられていた21日移動平均線を明確にうわ抜けて終わっているもののこれまで何度も抑えられてきた114円台ミドルをうわ抜けることができるかどうかが大きなポイントとなりそうです。

とはいえ、100日移動平均線と200日移動平均線はいまだ下向き、かつ一目均衡表の雲も下落トレンドを示唆していますので、まだ下に動く可能性が高いと見ています。

一方、もし114円台ミドルをうわ抜けることに成功した場合、黒田ラインもしくはトヨタラインと言われている115円が抵抗となりそうで、それをも上回ることができれば116円付近までの上昇も考えておきたいところです。