ユーロドル:ECBの追加緩和で大きく動く


男性
3月第2週のユーロドルは、上下に大きく揺さぶられる展開となりました。

そのきっかけとなったのが、ECBの追加緩和です。

ECBのドラギ総裁はこれまでにも3月に追加緩和を実施すると明言していましたが、その内容に注目が集まっていました。

今回発表されたのは金利引き下げや月間の資産買い入れ額および購入対象の拡大となったことから、ユーロが大きく売られる展開に。

ですが、その後の会見でドラギ総裁が当面は追加緩和を行わない方針を打ち出したことにより、ユーロが大きく買われることとなりました。

わずか数時間の間に0.04000ポイント以上も動く激しい展開となり、この動きについていけなかったトレーダーも多かったのではないでしょうか。

では、テクニカルチャートをもとにユーロドルの動きを見ていきたいと思います。

4時間足では上昇もレンジ相場形成か?

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの4時間足を表示させたものです。

10日木曜日のECBの追加緩和によって大きく下げましたが、その後のドラギ総裁の会見で急上昇し、1.12000を突破するほど強い上昇を見せました。

短期移動平均線と中期移動平均線はすでに上向きとなっており、さらに長期移動平均線まで上向きとなりつつありますので、ひとまずは押し目買いが有効な戦略と判断することができます。

1.01000あたりは強いサポートになる可能性があるため、1.01000~1.01000ミドルあたりでは買いエントリーで攻めていきたいところです。

日足では1.13700あたりを目指すか?

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの日足を表示させたテクニカルチャートとなっています。

1.12000あたりでローソク足の頭が抑えられた状態となっており、11日金曜日は若干値を落として終えました。

とはいえ、1.10000あたりが強いサポートとなっているようですので、やはりここあたりの水準では押し目買いでエントリーすべきでしょう。

また、10日木曜日の高値である1.12000あたりを上回ることができれば、2月11日につけた高値である1.13700あたりを目指しにいく可能性も十分あると言えそうです。

週足は雲の下限が抵抗に

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの週足のテクニカルチャートです。

週足のテクニカルチャートではローソク足の頭が一目均衡表の雲の下限で抑えられています。

今後はここを上回ることができるかどうかがポイントとなるでしょうが、もう少し長い目で見てみると、ユーロドルはレンジ相場が続いていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

昨年8月に一時1.17000を突破する動きもありましたが、ローソク足の実体部を見ると、1.14000と1.07000付近でのレンジが続いています。

少し幅が広いものの、このどちらかを突破することになれば大きなトレンドが発生するかもしれません。