ドル円:サプライズなしのFOMC後に円高



先週のドル円はFOMC前までに115円台ミドルまで円安に動きましたが、FOMC後に大きく下落する形となりました。

FOMCでは市場の予想通り利上げとなったものの、従来通り年内3回の利上げにとどまるとされたため、すでに利上げを織り込んでいたドル円は一気に下落。

112円台ミドルまで円高に進み、今週の相場を終えました。

アメリカは日本との貿易不均衡問題を是正するため、ドル円の上限を設定する施策を打つとも噂されています。

それを考えると、ドル円は買いにくい状況が続くと見て良いでしょう。

この動きはドル円だけでなく、クロス円にも広がることになりそうです。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思いますので、バイナリーオプションやFXにお役立ていただければと思います。

4時間足では下落トレンド発生

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

FOMC後に一気に下落し、一目均衡表の分厚い上昇雲だけではなく、100期間移動平均線と200期間移動平均線も一気に下抜きました。

今後は113円もしくは200期間移動平均線がレジスタンスとして意識されることになりそうですが、戻り売り優勢な局面とみて間違いないかもしれません。

なお、来週はアメリカの各連銀総裁の講演が相次ぐため、突発的な動きが出る可能性があります。

ですが、跳ね上がったところは売りで仕掛けていきたいと考えています。

日足では111円台ミドルが目途か?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

一目均衡表の雲のねじれで上に抜けたことにより、このまま円安に動くかとも思われましたが、FOMC後の急落でローソク足は再び一目均衡表の雲の下に押し戻され、かつ100期間移動平均線まで下回る強い下落の動きとなりました。

今後は直近安値である111円台ミドル付近を目指す可能性が高いと考えられますので、戻り売りを仕掛けていきたいところです。

週足は直近高値更新ならず

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものとなっています。

FOMCの影響により、ローソク足は100期間移動平均線と21期間移動平均線を一気に下抜きました。

週足で見ると直近の高値更新に失敗していますので、次は下値を試しにかかる可能性があります。

まずは111円台ミドルを目指し、それを下回ると200期間移動平均線がある110円台ミドルを目指すことになるかもしれません。