ドル円:利上げ観測後退で再び111円台へ


男性
今週のドル円は一度は上値を試しに動いたものの、雇用統計後に再び下落してしまいました。

雇用統計とISM製造業景況指数はまずまずの数字を示しており、アメリカの経済が底堅く推移していることが確認される内容となりましたが、4月利上げを後押しするほど強い結果とはならず、最終的には111円台ミドルまで下落して終えています。

アメリカが4月に利上げする可能性はかなり低くなったと思われ、今後は6月に利上げを敢行するか否かに注目が集まっていくことになるでしょう。

そのうえで今後のアメリカの経済指標、そして中国など他国の経済状況も大きな鍵となるかもしれません。

では、来週のドル円の動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足は110円台がサポートになるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

先週は114円を目指す動きも見られましたが、113.800円付近を高値に反発し、再び下落しました。

今後注目されるのは、心理的なサポートとみられる111円、そして3月半ばにつけた110.660円付近でしょう。

111円を割ると110.660円付近まで試しにかかる可能性がありますし、それをさらに下回るようであれば、さらなる下落が予想されます。

来週はイエレンFRB議長の講演が予定されており、もし利上げに関する何かしらの発言があれば、大きく動くことになるでしょう。

それまではレンジの動きになると予想しています。

日足は下落トレンド継続

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の日足を表示させたものです。

これまで上値更新を目指す動きが何度がありましたが、いずれも前回高値を超えることができず、下落へ転じています

今回も雇用統計後に下落し、111円ミドルでクローズしていることから、110円台を目指す可能性は十分あると言えそうです。

前回安値の110.660円付近を下抜けたら素直にショートでついていきたいところ。

一方、跳ね返されるようであれば、再び113円台を目指す動きとなるかもしれません。

しかしながら、一目均衡表の雲は厚みがあり、下落トレンドを示唆していますので、現時点でそれ以上の上値を目指す動きとはなかなかならないでしょう。

週足はRSIが売られ過ぎ水準に到達

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の日足を表示させたものとなっています。

上記には表示されていませんが、週足のRSIは売られ過ぎ水準に達していますので、来週は反発の動きも想定しておきたいところです。

とはいえ、大きく上値を伸ばす可能性は極めて低いと考えられ、跳ねたところを売りエントリーで仕掛けるのが有効な戦略となるでしょう。