ドル円:ドル売り要因と円買い要因で伸び悩みか?


先週のドル円は一時112.200円付近まで上昇しましたが、ドル売り要因と円買い要因が発生したことにより、111.360円付近まで価格を下げて終えました。

上値を伸ばせなかった大きな要因として考えられるのが、ドナルド・トランプ大統領が提唱する政策の実行が難しくなったことでしょう。

オバマケア代替法案は否決され、成立の見通しはいまだ立っていません。

もし成立すればドル買い要因となるでしょうが、今のところその気配はありませんので、ドルは買いにくい状況が続いています。

さらに、ギリシャのデフォルトリスクが再浮上していること、アメリカが北朝鮮に軍事力を行使するのではということがリスク回避の円買いを誘い、ドル円の上値を限定しています。

今週はアメリカの雇用統計の発表など重要な経済指標が予定されていますが、焦点はトランプ政策の行方に集まることになるかもしれません。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思いますので、バイナリーオプションやFXの参考にしていただければと思います。

4時間足では21期間移動平均線の上に留まる

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

週末のニューヨーク相場では下落の動きが加速しましたが、ローソク足は21期間移動平均線の上にかろうじてとどまっている状態です。

現在は一目均衡表の中で推移しており、方向感をつかみにくい相場が続いていますので、大きな動きが出るまで静観するのも良いかもしれません。

もし115円付近まで上がることがあれば、売り方向でトレードしていきたいと考えています。

日足ではさらなる下値を模索か?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

現時点ではドル買い、および円売りにつながる材料が乏しく、またテクニカルチャートの形からもいったんは下値を目指すように見えます。

110円付近まで下落する可能性があり、もし直近安値を割り込むようであれば、107円台まで下落が加速することになるかもしれません。

週足では200期間移動平均線で反発

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の週足を表示させたものとなっています。

一時は一目均衡表の雲の中に入り込みましたが、200期間移動平均線できれいに反発した形です。

また、一目均衡表の雲の上限をかろうじて上回って終えることができましたが、この付近のサポートは薄くなりつつあると予想することができます。

今週は200期間移動平均線とローソク足の関係に注意すると良いでしょう。