ドル円:ドル売り円買い要因で上値は限定的


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先週のドル円は、上値が重い展開が続きました。

ローソク足は一目均衡表の下落雲の中にとどまっていますが、現時点では下落リスクのほうが高いようにも思われます。

その理由のひとつが、トランプ大統領政権下でさまざまな問題が出てきているということです。

オバマケア代替法案は依然として進んでおらず、採決は5月に先延ばしされる見込みとなっています。

さらに、FOMCでバランスシートの縮小が議論されたことで、アメリカの利上げサイクルが休止する可能性も浮上していますので、ドルを積極的に買いにくい状況です。

そして、アメリカが北朝鮮に攻撃を仕掛けるのではないかという報道も出ており、これが安全資産とされる日本円買いにつながっています。

来週もこれらを中心に相場が動く可能性が考えられますので、リスクマネジメントを徹底しておきたいところです。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとにみていきましょう。

4時間足ではレンジ相場突入か?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

金曜日のニューヨークタイム午後にアメリカの長期金利が上昇したため、ドル円は大きく上げました。

しかし、テクニカルチャートを見ると100期間移動平均線に跳ね返されているのがお分かりいただけるかと思います。

ボリンジャーバンドは収縮してきていますので、レンジ相場となり、次の材料を待つことになるかもしれません。

日足では戻り売り優勢か

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

テクニカルチャートを見るともう一段の下落があると考えることもできそうですが、まずは21日移動平均線を上回ることができるかどうか注目したいところです。

個人的には21日移動平均線付近まで上げることがあれば売りでエントリーしたいと考えています。

また、下値の目途はひとまずは110円ということになるでしょう。

この付近には強いサポートがあると考えられ、これまで何度も跳ね返されてきています。

ただ、このサポートを破ることになれば、108円台まで下落する可能性も十分ありそうです。

週足では200期間移動平均線がサポート

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

2週連続で200期間移動平均線で跳ね返されている状況となっていますので、このレベルがひとつのポイントになりそうです。

もし200期間移動平均線を割り込んだ場合、ドル円の下落が加速する可能性がありますが、売りで入れば大きなトレードチャンスとなるかもしれません。

まずはこのレベルでの攻防に注視したいところです。