ドル円:地政学リスクで上値重い



今週のドル円は一時108円台前半まで円高が進むもその後切り返し、109円台前半で終えました。

とはいえ、109円台ミドルは非常に重い格好となっており、現時点では下落リスクのほうが高いようにも感じられます。

その大きな要因となっているのが、アメリカと北朝鮮が切迫した状況にあるということでしょう。

トランプ大統領は北朝鮮への軍事攻撃も辞さないとしており、一方の北朝鮮もアメリカへの先制攻撃を示唆しているなど、いつ戦争が始まってもおかしくないような危機的状況となっています。

そのため、円買いの動きが発生しており、上値が重くなっていると考えられるわけです。

この切迫した状況はしばらく続く見込みであるため、ドル円が急激に上値を伸ばす可能性は極めて低いと言えるかもしれません。

現時点では戻り売りで攻めたほうが妥当でしょう。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとにしてみていきたいと思いますので、バイナリーオプションやFXにお役立ていただければと思います。

4時間足では21期間移動平均線がサポートに

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

一時は大きく下落したドル円でしたが、108円台前半で反発すると徐々に下値と上値を切り上げてきています。

現在は21期間移動平均線がサポートとして機能している状態で、ローソク足は一目均衡表の雲の中に入り込んでいます。

地政学リスクから、一目均衡表の雲を上抜ける可能性は低いと考えており、もしローソク足が一目均衡表の雲の下に再び出てくるようでしたら、売りエントリーを仕掛けると良いかもしれません。

日足では200期間移動平均線がポイント

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

ローソク足は一時200期間移動平均線の下に入り込みましたが、その後すぐに切り返し、現在は200期間移動平均線がサポートとなっている状態です。

もしローソク足の実体部分が200期間移動平均線の下に入り込むようなことになれば、円高はさらに進むことになるかもしれません。

来週はこの200期間移動平均線とローソク足の関係をチェックしていくと良いでしょう。

週足では下落リスクが高い

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足は先週の時点で200期間移動平均線を下回っており、今後はレジスタンスとして機能すると予想されます。

テクニカルチャートを見ると107円台ミドルあたりまで下落する可能性が高いと考えられますので、やはり戻り売りで攻めるべきでしょう。