ユーロドル:上昇するもフランス大統領選挙や地政学リスクへの警戒で上値は重い



先週のユーロドルは、一時1.07700付近まで上昇しましたが、その後下落し、1.07000第前半で終えました。

テクニカルチャートを見るともう少し上値を試しにかかる可能性がありそうではあるものの、地政学リスクには注意したいところです。

ヨーロッパ諸国ではテロが頻発しており、またシリア情勢をめぐってロシアと欧米諸国の対立もユーロドルを積極的に買えない原因と言えるでしょう。

また、フランスでは新大統領選出選挙が行われます。

第1回選挙では結論が出ないだろうと予想されているため、第2回選挙までユーロドルは上値を伸ばしにくい展開が続くことになるかもしれません。

一方、フランス大統領選挙の結果により、フランスのEU離脱リスクが低くなれば、ユーロドルは一気に上値を伸ばす可能性があります。

現時点ではどちらに転ぶか分からないだけに、積極的に買いで攻めるのは難しく、柔軟なトレードが求められることになりそうです。

では、テクニカルチャートをもとにユーロドルの動きを見ていきましょう。

4時間足では1.08000台まで上昇する?

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの4時間足を表示させたものとなっています。

ローソク足は200期間移動平均線によってサポートされており、大きめの陽線で相場を終えました。

また、21期間移動平均線もかろうじて上回っていることから、もう一度上値を試しにかかるかもしれません。

直近高値である1.07700付近が目安となりますが、それを上回ることができればさらに前回高値である1.08000台付近まで上昇する可能性があります。

日足では次の材料待ちか?

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものとなっています。

現在は21期間移動平均線がサポートとして機能している状態であり、買いトレードで攻めたほうが効率的に利益をあげることができそうです。

一方、直近高値である1.09000を上回る可能性が低いと予想されますので、

そのあたりで反発するようでしたら売りで入ると良いでしょう。

週足ではレンジ相場突入か

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの週足を表示させたものとなっています。

ローソク足は21期間移動平均線を上回り、もう一段上昇しそうな形にも見えます。

また、21期間移動平均線が上向きに転換しつつあるということも、買い心理に影響を与えることになるかもしれません。

とはいえ、ボリンジャーバンドは平行になってきましたので、このレベルでレンジ相場を形成し、次の材料を待つことになるでしょう。