ドル円:フランス大統領選結果と北朝鮮のリスク後退で続伸


先週のドル円は、二つの大きな要因によって続伸する展開となりました。

その一つ目の要因が、フランス大統領選挙の結果です。

まだ第1回投票が終わった段階ではありますが、マクロン前仏経済相が優勢との見方が広がっているため、フランスに関するリスクは低下しています。

ただし、あくまで第1回投票を終えた時点でのことですので、決選投票でこの通りになるとは限りません。

過去にはイギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領就任など、予測とは異なる結果となったこともあるため、まだまだ予断を許さない状況と言えるでしょう。

そして、二つ目の要因として考えられるのが、北朝鮮の地政学リスクが後退したということです。

北朝鮮は人民軍創建85周年に核実験やミサイル発射実験を実施すると見られていましたが、これは見送られました。

そのため、安全資産とされる円が売られる動きとなり、ドル円は円安に動いたというわけです。

ただし、北朝鮮の地政学リスクが完全に排除されたというわけではありません。

今週のドル円は続伸したものの、北朝鮮の地政学リスクがさらに後退しない限り、ドル円の上値は限定されると予想します。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思いますので、バイナリーオプションやFXの参考にしてください。

4時間足では上昇中

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

月曜日に大きく窓開けしてスタートした後、窓を完全に埋めることなく上昇し、一時は111.700円付近まで上昇しました。

ただ、このレベルは非常に重くなっているようです。

そのため、もしこのレベルを上回ることができれば、ドル円はさらに続伸する可能性があります。

現在は21期間移動平均線にサポートされていますが、ここをキープできれば再び上値を試しにかかる可能性がありそうです。

112円台ミドルまで上昇する可能性あり

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

先週の時点でローソク足は21期間移動平均線を下回り、さらなる下落の可能性を感じさせていましたが、今週は大きく窓開けしてスタート。

21期間移動平均戦越えにも成功し、テクニカルチャート上では112.400円付近まで上値を伸ばす可能性があると考えられます。

もちろんファンダメンタルズの影響も加味しなければなりませんが、現時点では押し目買いで入ったほうが良さそうです。

週足では一目均衡表の雲の上に浮上

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足は一気に200期間移動平均線を上抜き、かつ一目均衡表の雲の上限を超えたあたりで相場を終えました。

ローソク足が一目均衡表の中に入り、再び浮上した場合、強い上昇が発生する可能性が高いといわれています。

そのため、上昇目線で攻めたいところではありますが、北朝鮮の地政学リスクには注意しておきたいところです。