ドル円:雇用統計が予想下回るも終盤にかけて持ち直す


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毎月の一大イベントであるアメリカの雇用統計は、予想を下回る数字となりました。

これを受け、ドルが大きく売られる展開となり、ドル円は一時106円台前半まで落ち込む動きとなりましたが、ニューヨーククローズに向けて持ち直し、雇用統計での下げを全消しして終えています

雇用統計の結果は予想を下回ったものの、利上げに影響するような数字とは捉えられず、今後は同水準でのレンジ相場に移行すると予想していますが、大局で見ればまだ円高トレンドが継続していると考えて良いでしょう。

とはいえ、今後は下も固くなるとも考えられ、円安方向への動きにも注意しておきたいところです。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足では一目均衡表の雲が接近

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

ボリンジャーバンドは収縮傾向にあり、レンジ相場に移行していることを示唆していますが、注目したいのはローソク足の上に迫っている一目均衡表の下降雲です。

定石通りに動くのであれば、一度は一目均衡表の雲の下限あたりまで接近し、その後下落すると予想できます。

とはいえ、これ以上の下落は市場介入が入る可能性があるため、よほど強い要因がなければレンジ相場として考え、逆張りでのトレードが有効となるかもしれません。

ただし、1時間足や4時間足で相場状況を確認し、早めの決済をおすすめします。

日足は下ヒゲを付けて終える

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の日足を表示させたものとなっています。

6日金曜日のローソク足は下ヒゲを付けて終えていますが、これは下が固くなっていることを示唆しているかもしれません。

そのため、一旦は上値を目指す可能性があるものの、気になるのは中国の経済状況です。

8日日曜日に発表された中国の貿易収支は予想を下回っているため、これが9日からの相場に影響する可能性があります。

中国の経済指標は市場に大きなインパクトをもたらしがちでありますので、円高方向に動くことも警戒しておいたほうが良いでしょう。

週足は200期間移動平均線の攻防

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足を表示させたテクニカルチャートとなっています。

ローソク足は下値を更新し、かつボリンジャーバンドも広がっていますので、現時点でも下落トレンドは継続していると見てよいでしょう。

一方、ローソク足は200期間移動平均線で反発したということもあり、今後はこの200期間移動平均線がサポートとなるか、それとも下回るかで今後の展開に違いが生まれそうです。