ポンド円:上値を伸ばし続けることができるか?


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5月24日のポンド円は161円付近まで上値を伸ばすことに成功しました。

実に3円近く上昇した計算になりますが、昨年末から大きく下落を続けていたポンド円はこれから円安方向に動くこととなるのでしょうか。

ポンド円およびポンドドルが大きく上昇した背景には、イギリスの世論調査でEU残留派が優勢という結果が報じられたことが挙げられます。

もちろん国民投票の結果が判明するまで予断を許さない状況は続きますが、EU残留が決定的なものとなればポンドはさらに買われ、ポンド円とポンドドルはさらに上値を目指すことになるでしょう。

逆にEU離脱の観測が高まれば、再び下落する動きとなる可能性が高いです。

では、テクニカルチャートをもとにポンド円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足は上値伸ばすも幅広いレンジか?

ポンド円:テクニカルチャート
上記はポンド円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

ローソク足が一目均衡表の雲の上限あたりまで落ちたところで反発し、一時161円台まで上値を伸ばすことに成功しました。

とはいえ、テクニカルチャートを見るとボリンジャーバンドはほぼ水平の状態を保っており、トレンドが発生したとは言い難いところです。

しばらくは幅広いレンジ相場が続くと考えることもできるため、まずはボリンジャーバンドの動きに注視すると良いでしょう。

日足は一目均衡表の雲の上抜けに成功

ポンド円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ポンド円の日足を表示させたものとなっています。

昨年8月下旬にローソク足が一目均衡表の雲を下抜けて以来、ローソク足が雲を上抜けることはなかったのですが、24日の上げ相場で一目均衡表の雲の上抜けに成功しました。

とはいえ、すぐ上には100日移動平均線があるため、まずはこの100日移動平均線を上回ることができるか、それとも強いレジスタンスとなるのかに注目したいところです。

一方、相場のトレンドを表すボリンジャーバンドはほぼ水平の状態となっています。

つまり、日足ベースではレンジ相場に移行しているとも考えられそうですので、トレンドフォローを狙うのであれば、ボリンジャーバンドの動きにも注視したほうが良いでしょう。

週足は下落トレンド中の買い戻しか?

ポンド円:テクニカルチャート
上記はポンド円の週足のテクニカルチャートです。

一時151円台ミドルまで下落したポンド円ですが、現在は160円台後半まで戻してきています。

ただ、ローソク足の頭付近には21期間移動平均線が控えていますので、ここを上抜けることができるかどうかで今後の動きに変化が生じるかもしれません。

とはいえ、長い目で見ると下落トレンドが継続していると判断することができます。