ポンド円:EU離脱リスク再浮上で下落


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先週のポンド円は、調査でEU残留を希望する国民が優勢との報道を受け、上げ一辺倒の相場となりました。

また、日銀の追加緩和の憶測が高まったことも、ポンド円を押し上げた要因のひとつと見て良いでしょう。

しかしながら、一時は163円台後半まで続伸したポンド円ですが、EU離脱支持派が優勢になったとの報道を受けて急落

156円ミドルまで大きく下落する動きとなっています。

今月末に予定されている国民投票が大きな鍵を握ると見られていますが、イギリスがEUに残留するか、それとも離脱するかはまったく分からない状況であり、今後も同様のニュースで大きく動くことになるでしょう。

その前に注目したいのが、アメリカの雇用統計です。

本日予定されている雇用統計が市場の予想を上回る良好な数字となればアメリカの6月利上げ観測が強まり、円安方向に動く可能性があります。

一方、市場の予想を下回る数字となれば6月の利上げ観測が遠のき、7月に焦点が集まることになるでしょう。

現在は難しい動きとなっていますが、まずはアメリカの雇用統計の結果を見極めたいところです。

では、テクニカルチャートをもとにポンド円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足は下落トレンド発生中

ポンド円:テクニカルチャート
上記はポンド円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

収束していたボリンジャーバンドが拡大し、下落トレンドが発生していると見ることができますが、本日については夜にアメリカの雇用統計発表が予定されていますので、買い戻しの動きに注意したいところです。

現時点ではさらなる下落リスクがくすぶっていると予想され、先月つけた154円台までの下落も頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

日足はレンジ相場継続か?

ポンド円:テクニカルチャート
上記はポンド円の日足のテクニカルチャートとなっています。

4時間足では下落トレンドを描いているポンド円ですが、日足のテクニカルチャートで見るとボリンジャーバンドは水平の状態を保っていますので、幅が広いレンジ相場と判断することもできるでしょう。

この状況が6月末の国民投票時まで続くと予想できるため、しばらくは逆張りでのトレードが有効になるかもしれません。

とはいえ、レンジ相場といっても幅がかなりありますので、1時間足や4時間足のテクニカルチャートでのトレードが効果的となると考えられます。

一方、国民投票の結果次第で大きなトレンドが発生する可能性が非常に高いです。

それまでに資金管理を徹底し、国民投票の結果を見極めたうえで積極的に順張りトレードを仕掛けると良いでしょう。