ドル円:来週に控えるFOMCを睨んだ展開に


男性
先週発表されたアメリカの雇用統計が市場の予想を下回る結果だったため、6月と7月の利上げ観測が遠のきました。

以来、ドル円は弱気相場となっており、107円台前半が非常に重い展開となっています。

一方で、106円台ミドルも底堅くなっており、現状は次の材料待ちといったところなのかもしれません。

そのような中で注目が集まっているのが、来週16日木曜日の午前3時によていされているFOMCです。

6月の利上げはないことが市場のコンセンサスですが、FOMCで来月の利上げに言及するかどうかに注目が集まるでしょう。

仮に7月の利上げ観測が遠のいたとすると、ドル円はさらに円高方向に進む可能性があります。

160円台ミドルのサポートを割り込めば105円台まで下落する可能性も否定できません。

それまではポジション巻き戻しの動きなどに注意しながらトレードしていきましょう。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足はもみ合い相場

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものです。

先週のアメリカの雇用統計発表直後に大きく下落した後に戻りを試しましたが、再び下落。

今週は一時106円台ミドルまで落ち込む場面が見られたものの、下はそれなりに堅くなってきているようです。

一方で107円台前半も非常に重くなっていますので、FOMCまで狭い範囲でのレンジ相場が続くことになるかもしれません。

長期で見れば下落トレンド発生中と見られるため、跳ねたところを売りで入りたいところです。

日足は乏しい値動きが続く

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

ローソク足の長さを見てもらえばお分かりいただけるかと思いますが、今週のドル円に大きな値動きは見られず、ほぼ膠着状態が続いていると言って良いでしょう。

短期・中期、長期移動平均線が下向きであり、かつ一目均衡表の雲も下落雲となっていますので、日足ベースでは下落トレンドが発生していると考えることができます。

下は5月頭につけた105円台ミドルがサポートとして機能できるかに注目したいところです。

もし105円台ミドルを下回った場合、下落が加速する可能性があります。

週足は200期間移動平均線がサポートになるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足はボリンジャーバンドの-2αと-3αの間で推移していますが、ローソク足のすぐ下には200期間移動平均線が控えています。

この200期間移動平均線がサポートとして機能するのか、それともレジスタンスとなるのか注目が集まるところです。

とはいえ、下抜けるとすればFOMC後ということになるかもしれません。