テクニカルチャート:移動平均線


テクニカルチャートを分析するうえでぜひ押さえておきたいのが、移動平均線(Moving Average:MA)です。

移動平均線とは、数日分の終値を合計し、その日にち分で割ることで算出される線のことです。

たとえば、5月1日の終値が120.00円、5月2日の終値が120.10円、5月3日の終値が120.20円、5月4日の終値が120.30円、5月5日の終値が120.40円だったとしましょう。

この時に5日移動平均線を算出する場合、(120.00円+120.10円+120.20円+120.30円+120.40円)÷5=120.20円がある1点における移動平均線の値となり、この値を繋げていくことにより、移動平均線が形作られていきます。

移動平均線の傾きをチェックする

テクニカルチャートに移動平均線を表示させたら、まずは移動平均線の傾きをチェックしましょう。

移動平均線が上向きであれば相場は上昇トレンド、移動平均線が下向きであれば相場は下落トレンドと見ることができます。

上昇トレンド

上のテクニカルチャートをご覧ください。

黄色の枠で囲んでいる線が移動平均線で、現在右肩上がりとなっていますので、相場は上昇トレンドにあると判断することができます。

FXやバイナリーオプションで安定的に利益を出し続けるためにはトレンドに従ってエントリーすることが最も大きなポイントと言っても過言ではありませんので、移動平均線でトレンドをチェックすることは非常に重要です。

複数の移動平均線を表示させる

相場のトレンドを把握するためには1本の移動平均線だけ見れば十分かもしれませんが、エントリーチャンスを伺うとなると、2本もしくは3本の移動平均線をテクニカルチャート上に表示させたほうが良いでしょう。

基本的には短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線をテクニカルチャートに表示させるトレーダーが多いと言われています。

移動平均線の期間はトレーダーによって異なるものの、5日移動平均線、21日移動平均線、100日移動平均線を用いているトレーダーが多いようです。

移動平均線

このテクニカルチャートには、短期(5日)移動平均線と中期(21日)移動平均線を表示させています。

少し見にくいかもしれませんが、ローソク足にほぼ沿っている白色の線が短期移動平均線、黄色の線が中期移動平均線です。

まずは中期移動平均線で相場のトレンドを把握し、そのうえで短期移動平均線との関連性をチェックし、エントリーポイントを決めていくことになります。