ドル円:100円割れを再度試す


今週のドル円は100円割れを試す展開となりました。

一時は90円台ミドルまで円高が進行したドル円でしたが、そのレベルでの買い意欲は強く、100円台に戻して相場を終えています。

90円台で強い買い意欲があるのは、日銀が何かしらの対策を打ってくる可能性があるということを相場が理解しているためでしょう。

実際に緊急会合が行われ、それがさらなる円高の牽制にもつながったのかもしれません。

とはいえ、現時点では円高トレンドが発生していると見ることができますので、しばらくは戻り売り優勢の展開となりそうです。

一方、アメリカの利上げ観測が遠のいたことも円高が進行した要因のひとつと考えることができるため、早期利上げ観測が再び浮上することになれば、上値を試しにかかる可能性があるでしょう。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足は21期間移動平均線に抑えられる

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものです。

明らかに円高トレンドを形成していることが見て取れるのではないでしょうか。

ローソク足の頭は21期間移動平均線に抑えられた状態が続いており、まずはこのレベルを突破できるか、それともレジスタンスとしてあり続けるのかに注目したいところです。

現時点では戻り売り有利の相場と考えることができますが、99円台は固めつつあるようですので、そのあたりでは売りポジションを決済し、買いポジションを構築してみるのもおもしろいかもしれません。

日足も円高トレンド継続

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

現時点ではボリンジャーバンドの-1αに沿ってバンドウォークを続けている状況です。

短期移動平均線、中期移動平均、長期移動平均線がすべて下向きになっているうえ、一目均衡表の雲も下落雲となっていますので、明確に円高トレンドが発生していると判断して良いでしょう。

イギリスの国民投票でEU離脱派が多数を占めた時には一時98円台まで下落しましたが、このあたりまで試しにかかる可能性も否定できません。

とはいえ、日銀から何かしらの介入が入る可能性も高いと考えられますので、99円台での取引には十分注意したいところです。

週足は徐々に下値を切り下げる

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足は下値を切り下げてきており、戻り売り優勢の相場となっています。

とはいえ、このあたりでもみ合う可能性も考えられ、難しいトレードを余儀なくされるかもしれません。

現時点では戻り売りをメインに、99円台で決済したいところです。