ドル円:米ISM非製造業景気指数悪化で下落も持ち直す


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今週のドル円は、アメリカのISM非製造業景気指数が市場の予想を下回ったことを受け、101円台半ばまで円高が進む展開となりました。

しかし、原油在庫の影響でドル買いが進むと、日銀当局者が9月の追加緩和の可能性に言及し、さらにアメリカの年内利上げ期待が高まったことにより、103円台まで戻しました。

金曜日のロンドンタイム終了後は円高に振れ、102円台ミドルで相場を終えています。

来週も多くの経済指標発表の予定がありますが、再来週にはFOMC、月末には日銀の金融政策決定会合があるということもあり、値動きは限定的となるかもしれません。

また、来週後半は中国が中秋節に入りますので、東京時間はあまり大きな動きは見られないでしょう。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足は指標などに左右される

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートはドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

アメリカのISM非製造業景気指数発表後は再び円高トレンドが発生するかに思われましたが、その後はアメリカの利上げ観測の強まり、かつ日銀の追加緩和期待が高まったことによって、下値は限定的となりました。

来週中に大きなトレンドが発生する可能性は低いと考えられますので、1時間足や4時間足での短期トレードに集中したほうが無難かもしれません。

トレンドに乗るとしたら、再来週のFOMC後、もしくは月末の日銀金融政策決定会合後が良いでしょう。

それまでは細かく利益を刻んでいきたいところです。

日足はレンジ相場に移行か?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足を表示させたテクニカルチャートとなっています。

長く円高トレンドが続いているドル円ですが、100円割れを3度試したということもあり、下値は固まりつつあると考えたほうが良いかもしれません。

ボリンジャーバンドは水平な状態となっていますので、レンジ相場に移行し、次の材料を待っている状態と見るのがベターでしょう。

次の材料とは、やはりアメリカのFOMCと日銀の金融政策会合ということになります。

円高トレンドをひとまず終わらせるためには、まずは100日移動平均線が位置している105.200あたりを終値で超えていきたいところです。

週足は円高トレンド中もダブルボトム形成なるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

ローソク足の頭は21期間移動平均線に抑えられ続けていますが、これを上回り、106円付近を突破することができれば、ダブルボトムによる急上昇が期待できるかもしれません。

現時点でトレンドに乗るのはリスクが非常に高いため、やはりFOMCと日銀の金融政策決定会合を見極めたうえで仕掛けていくべきでしょう。