ユーロドル:200日移動平均線の攻防


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先週のユーロドルは、木曜日まで狭い範囲でのレンジ相場となりました。

ただ、金曜日に発表されたアメリカの消費者物価指数は市場の予想を上回り、これをきっかけにドルが買われる展開に。

その影響でユーロドルは大きく下げ、1.11500付近で相場を終えています。

ユーロに目立った動きはなかったようですが、アメリカドルの影響を強く受けている状態ですので、来週予定されているFOMCにはより一層の注目が集まることになりそうです。

とはいえ、アメリカのその他の経済指標は決して好ましいものではなく、9月の利上げ観測は後退しています。

つまり、来週のFOMCでは年内利上げの可能性について言及されるかどうかが注目ポイントとなるでしょう。

では、ユーロドルの動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足では下落トレンド発生か?

ユーロドル;テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの4時間足を表示させたものとなっています。

アメリカの消費者物価指数が市場の予想を上回ったことで年内利上げの観測が再度強まり、ドルが買われる展開となったため、相対的にユーロドルは下げる形となりました。

ローソク足は大陰線を描き、相場終了時にはボリンジャーバンドの-3αに沿ってバンドウォークを始めるような形にも見えます。

ただ、FOMCを控えているということもあり、ここから大きく下げるのも考えにくいところです。

FOMCまでに買い戻しの動きが出る可能性もあり、予測しにくい相場になると考えられますので、トレードは控え、動くならFOMC以降が良いかもしれません。

日足ではローソク足が200日移動平均線に到達

ユーロドル;テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものとなっています。

金曜日に大陰線が発生したため、下方向に強いバイアスが掛かっていると見ることができますが、ローソク足が200日移動平均線上にほぼ到達しているということもあり、ここらへんでの攻防に注目したいところです。

ただ、FOMCまで大きな動きは発生しない可能性が高いと見ていますので、買いで入ってみるのも面白いかもしれません。

ただし、200日移動平均線の下にストップを確実に置いたうえでトレードしましょう。

週足は100期間移動平均線に抑えられる

ユーロドル;テクニカルチャート
上記はユーロドルの週足のテクニカルチャートとなっています。

ボリンジャーバンドが収縮した状態が長く続いており、レンジ相場を脱却することができていません。

一方で、ローソク足は100期間移動平均線に抑えられている状態となっていますので、100期間移動平均線を上回ることができるか、それとも強いレジスタンスとなるのかで今後のトレードに違いが出るかもしれません。

現時点では方向性がないため、トレードは手控え、FOMC後に発生するであろうトレンドについていったほうが無難かもしれません。