9月利上げ見送りを受けて


女性FOMCを終え、9月の利上げは見送られることとなりました。

前回のドル円分析では売り優勢とお伝えしましたが、120.800円あたりでの損切りを指値で入れていたため、FOMC前の買い戻しで見事やられてしまいました。

ただし、ローソク足でフィボナッチの50%戻しラインを上回って終えることはなく、その後の利上げ見送り発表で再び下落しています。

FOMC後には1円以上下落し、その翌日には119円割れギリギリのところまで下落しましたが、謎の買い上がりがあり、119円台後半で週を終えました。

しばらくは戻り売り有利か?

テクニカルチャート
上記テクニカルチャートをクリックしてご覧ください。

ドル円日足のテクニカルチャートとなっていますが、ローソク足が中期移動平均線に抑えられている様子がお分かりいただけるかと思います。

短期移動平均線が中期移動平均線に跳ね返されそうな様子を呈していますので、まだ戻り売り有利と見て良いでしょう。

また、先週末は買い上げて終わりましたが、日本の相場が連休に入るうえ、国内の買い玉もなくなってきつつあるとされているため、しばらくは戻り売り推奨です。

中国の景気に要注意!

FOMCの声明では、利上げ時期について具体的な言及はありませんでした。

そして、他国の状況による旨の発言も出ていますので、特に中国の経済状況には注意すべきでしょう。

中国の経済がさらに悪化するようだと、アメリカの年内利上げの可能性がますます低くなると見られています。

そうなった場合はドル売りになる可能性が非常に高いと言われていますので、やはり円高傾向に進むと見ておくべきかもしれません。

一方、中国の経済が回復兆候を示した場合、アメリカの年内利上げの可能性が高まるため、ドル買い方向、つまり円安へ向かうこととなるでしょう。

休むも相場

現時点では下落トレンドに陥っているようにも見えますが、日足のローソク足は十字線で引けているため、相場が迷っている状態にあると考えられます。

下落の可能性は高いと考えますが、フィボナッチ23.6%戻しラインがひとつのサポートとなるかもしれません。

もし日足の終値ベースで23.6%戻しライン(118.264円付近)を下回るようであれば、さらなる下落を試すことになるでしょう。

一方、パラボリックは買いトレンドを示唆しています。

つまり、複数のテクニカルチャートが異なるトレンドを示していますので、現在の相場には迷いがあると見るべきです。

ちょっとしたきっかけで大きく動くリスクがあるため、しばらくは様子を見たほうが良いかもしれません。