ドル円:FOMC後に円高へ


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先週は日銀の政策金融会合とアメリカのFOMCという2大イベントがありました。

日銀は「イールドカーブ・コントロール」と「オーバーシュート型コミットメント」という新しい手段を取り入れることを発表し、直後は一時円安方向へ動いたものの、ニューヨークタイムに再び下落。

さらにFOMCで追加緩和が見送られ、年内利上げの観測が遠のいたことにより、100円台まで下落するという動きになりました。

それでも100円台は底堅く、金曜日は101円にギリギリ乗せて相場を終えていますが、下落リスクはくすぶったままです。

一方で、下値の硬さを確認する動きとも見て取れますので、しばらくは難しい相場が続くことになるかもしれません。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足は方向性がつかめず

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

FOMC後に大きく下げ、一時は100円割れ寸前まで下落したドル円でしたが、その後は巻き返しの動きとなっており、現在はローソク足がわずかに21移動平均線を上回った水準に位置しています。

戻りが期待できそうな動きとなっていますが、来週は要人発言が数多く予定されていますので、振り幅が大きな時間帯もありそうです。

長期の目線で考えると円高トレンドと捉えることができる一方で、今後しばらくは底堅さを確認する動きとなるかもしれません。

日足はレンジ相場

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足を表示させたテクニカルチャートとなっています。

大局で見た場合、100日移動平均線、200日移動平均線、一目均衡表の雲とも下落トレンドを示唆していますので、戻り売りが有利な展開と言えるでしょう。

だが、ボリンジャーバンドは収縮してきており、かつ100円付近の底堅さが目立ってきているため、トレンドの転換となる可能性も考慮しておきたいところです。

100円ミドルまで落ちてくることがあれば買いエントリーで攻め、こまかく利食いしていきたいと考えています。

週足は下落トレンド継続中か

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

昨年末あたりから始まった円高トレンドは現在も継続していると判断することができますが、まずは21期間移動平均線が大きなポイントとなるかもしれません。

これまで21期間移動平均線に何度か跳ね返されてきており、この水準をクリアできない限り、円高トレンドは継続することになりそうです。

なお、21期間移動平均線は現時点で104.20円付近に位置しています。