ドル円:小幅な動きながらも下落リスク警戒


男性
今週のドル円は、100円台~101円台のレンジで動くというダイナミックさに欠ける相場でした。

金曜日に101円台に乗せて相場を終えていますが、トレンドが発生するのは次のイベントということになるかもしれません。

特に注目したいのは、来週3日月曜日に予定されているアメリカのISM製造業景況指数と7日金曜日に予定されているアメリカの雇用統計です。

ISM製造業景況指数は50.4%が予想されていますが、もし50%を下回るようですと利上げ観測が遠のき、円高方向に動くことになるでしょう。

一方、50.4%を上回ることができれば利上げ観測が強まり、円安方向に動くと予想できますが、週末に雇用統計を控えていることから、行って来いになる可能性も否定できません。

いずれにせよ、大きなトレンドが発生するとすれば雇用統計の発表後ということになりそうです。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきましょう。

4時間足は方向感に乏しい

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

100円台前半から101円台後半のレンジで動く形となり、逆張りでのトレードが有効な局面となっています。

とはいえ、全体的に見ると円高方向へ動く可能性が高いと考えられそうですので、戻り売りのトレードが効果的となるでしょう。

金曜日の雇用統計までは短期トレードを心がけ、ポジションをクリアにしたうえで雇用統計を迎えたいところです。

日足は下落トレンド中のもみ合いか?

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線が下向き、かつ一目均衡表の雲も下落雲となっていますので、下落トレンドの最中にあると見て良いでしょう。

しかしながら、100円前半を固めつつあるようにも感じられます。

とはいえ、荒れると言われる10月相場では100円台を再び割る可能性も否定できません。

現時点では戻り売りが有利な相場でありますが、短期トレードを心がけることをおすすめします。

週足は明確な円高トレンド中

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

明確な円高トレンドが発生していることがうかがえますが、イギリスの国民投票でEU離脱派が可決した後の100円割れあたりが非常に固くなっています。

ただし、この水準を下抜けると一気に下落する可能性がありますので、そこは大きな狙い目となるかもしれません。

一方で、極端な円高の動きには日銀が何らかの対応を仕掛けてくる可能性があるため、その点を踏まえたうえでトレードしていきたいところです。