ドル円:追加緩和期待で下値は限定も上値も重い


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先週金曜日に発表されたアメリカの雇用統計は予想を大きく下回る結果となり、一時118円台まで突っ込み売りされましたが、その後は急激に値を戻し、現在は120円台前半からミドルにかけての推移となっています。

現時点では下にも上にも動く可能性があるため、非常に難しい相場が続いていると言えるでしょう。

「休むも相場」と言いますが、特にトレンドフォローをメインにしているトレーダーにとって、今がまさにその時なのかもしれません。

では、まずドル円の日足のテクニカルチャートから見ていきたいと思います。

ボリンジャーバンドがさらに収縮

ドル円のテクニカルチャート
上記テクニカルチャートをミルト、ボリンジャーバンドがさらに収縮している様子がお分かりいただけるかと思います。

つまり、本格的なレンジ相場に突入しており、現在の相場でトレードするのであればトレンドフォローではなく、逆張りが有効と見て良いでしょう。

中期移動平均線、長期移動平均線もそれぞれほぼ水平状態で推移しているため、トレンドフォローによるトレードはリスクが高いです。

逆張りを仕掛けるのであれば、ボリンジャーバンドの+2αがある120.800円付近から売りでエントリーし、ボリンジャーバンドの-1αがある119.860円付近、もしくは-2αがある119.550円付近から買いでエントリーすると良いかもしれません。

とはいえ、ボリンジャーバンドが収縮しているということは、一度動くと大きなトレンドを形成する可能性がありますので、もしボリンジャーバンドが拡大するようであれば、保有しているポジションを見直し、トレンドフォローでエントリーすることをおすすめします。

週足もレンジ継続

ドル円のテクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の週足を表したものです。

ご覧いただくと、ボリンジャーバンドが等間隔で水平に推移しているため、レンジ相場と見て間違いなさそうです。

一方、長期移動平均線は上向きを継続していますが、買いトレンドと判断するのは難しいかもしれません。

現時点でエントリーを仕掛けるのであれば、週足のテクニカルチャートより日足のテクニカルチャートや4時間、もしくは1時間のテクニカルチャートで判断したほうが精度の高いトレードが期待できそうです。

今週はFOMC議事録公表に要注意!

今週の9日午前3時には、アメリカのFOMC議事録が公表されます。

注目すべきは、やはり利上げのタイミングに関する言及に変更があるかどうかでしょう。

現時点では「外部要因」が解決しなければ利上げは難しいとされていますが、もし年内利上げを匂わすような発言が出た場合、相場が大きく動く可能性があります。

したがって、それまでには保有しているポジションを一度クリアにしておくべきかもしれません。

なお、本日発表されるアメリカの貿易収支にも目を向けておきたいところです。