ドル円:短期的には上昇も長期的には下落継続か


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アメリカの経済指標の結果が市場の予想より軒並み良かったことでドルが買われる動きとなり、先週のドル円は一時104円を上回る動きとなりました。

ですが、金曜日に発表されたアメリカの雇用統計は市場の予想を下回り、発表後のドル円は下落。

103円を割って先週の相場を終えています。

ただ、雇用統計の結果は市場の予想を下回ったものの、12月に利上げが実施されるという見方が大勢を占めており、下値も固い展開となるかもしれません。

一方で、日銀の黒田総裁は8日にアメリカのワシントンで講演を行い、現時点でマイナス金利の拡大の必要はないと発言しています。

これが円買いにつながる可能性があるため、週明けの相場は様子を見たいところです。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきましょう。

4時間足は押し目買い狙い

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の4時間足を表示させたものとなっています。

104.160円付近を高値に下落してきていますが、12月の利上げ説が高まってきていることから、下値も固いと予想できますので、基本は押し目買いを狙っていくと良いかもしれません。

ただし、黒田日銀総裁のワシントンでの講演がどう受け止められるかにも注意しておきたいところです。

ネガティブ要因として捉えられればもう一段下に動く可能性も否定できません。

また、10日月曜日は体育の日であり、日本の相場が休場、またアメリカの債券市場も休場となっていますので、トレードを始めるなら11日火曜日からが良いでしょう。

日足は100日移動平均線の下に押し戻される

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものとなっています。

一時はローソク足の頭が100日移動平均線を上回ることに成功したのですが、雇用統計の結果と週末のポジション調整の動きにより、100日移動平均線の下に再び押し戻されてしまいました。

とはいえ、これまでの三角持ち合いを上にブレイクし、またローソク足は一目均衡表の雲の上限付近にありますので、買っていきたいポイントと言えるかもしれません。

ひとまずは9月頭につけた104.320付近を狙いにいく可能性も十分考えられます。

週足は21期間移動平均線付近の攻防

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足を表示させたテクニカルチャートとなっています。

ローソク足は一時21期間移動平均線を上回りましたが、その後押し戻され、いまだ上回ることができずにいます。

もし21期間移動平均線をローソク足が明確に上回ることができれば、一段と円安方向に動くかもしれません。

その場合、105円ミドルまで上げる可能性も十分あると見て良さそうです。