ドル円:上値も下値も重く、レンジ継続


男性
先週のドル円相場は膠着状態が続きました。

FOMC議事録でも大きく動くことはなく、結果としてボリンジャーバンドはさらに収縮し、レンジ相場の様相を強めています

ひとまずはアメリカの利上げ時期と日銀の追加緩和に注目が集まることとなりそうですが、それまではレンジ相場が続く可能性が高いのかもしれません。

なお、先週最終日の相場は120.347円を高値に、120.224円で引けています。

では、来週の相場の動きを予想してみましょう。

日足のボリンジャーバンドはさらに収縮

ドル円テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の日足を表したものです。

ボリンジャーバンドは明らかに収縮してきており、レンジ相場が形成されているのがお分かりいただけると思います。

また、移動平均線もほぼ水平状態となっていますので、現在の相場は明らかに迷っている状況にあると見て良いでしょう。

来週は14日に米小売売上高、15日に消費者物価指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数、新規失業保険申請数、16日に鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感指数が重要指標となっていますが、もしこれらで大きく動いたとしても、それは一時的な動きとなるかもしれません。

現時点ではアメリカの利上げ時期と日銀の追加緩和時期が明らかになるのを待っている状態とも考えられ、それまでは小動きが続く可能性が高いと言えそうです。

日足で見る限り、上値はボリンジャーバンド+1αの120.38円あたり、下値はボリンジャーバンド-2αの119.610円付近が目処となります。

このあたりで逆張りを仕掛けるのも有効かもしれません。

週足のローソク足は上値切り下げ

ドル円テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円の週足を表したものです。

ローソク足が上値、下値ともに切り下げているのがお分かりいただけるかと思います。

つまり、現状で大きく動くとすれば、下を狙う可能性が高いと見て良さそうです。

ただ、アメリカの利上げ時期や日銀の追加緩和時期が明らかになるまで、大きく動く可能性は非常に低いと言えるでしょう。

しばらくは逆張り相場か?

トレンドが出ていない限り、しばらくは逆張りトレーダーに有利な相場となりそうです。

ポジションを長く保有するのはリスクが高い相場となっていますので、1時間足や4時間足のテクニカルチャートで判断し、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系テクニカルチャートを活用すると良いかもしれません。

ただし、日足のボリンジャーバンドが拡大したら強いトレンドが発生する可能性があるため、それまでは資金を蓄えておくことをおすすめします。