ニュージーランドドル円:上昇トレンド発生もレンジ相場移行


ニュージーランドドル円は下落トレンドを抜け出し、ここ2週間あたりで6円以上値を上げる動きとなっています。

中国発の景気不安が後退したのに加え、乳製品価格の下げ止まり、さらに年内に複数回の利下げが噂されていたニュージーランドドルが年内1回の利下げにとどまるとの報道を受け、ニュージーランドドル円は一気に上昇トレンドへと転換しました。

現在も上昇トレンドは継続しているように思われますが、ここのところは値動きが停滞してきており、レンジ相場へ移行する可能性も否定できません。

以下で、ニュージーランドドル円のテクニカルチャートを見ていきましょう。

ローソク足はボリンジャーバンドの+αと+2αの間に位置

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記は、ニュージーランドドル円の日足のテクニカルチャートです。

長期移動平均線は下落トレンドを示唆しているものの、直近のボリンジャーバンドは収縮から拡大へ転換し、上昇トレンドが発生していることを表しています。

ただ、ボリンジャーバンドの+2αと+3αの間でバンドウォークを続けていたローソク足は、+αと+2αの間で停滞しており、このあたりでレンジ相場を形成することになるかもしれません。

しばらくは押し目買い有利と考えられますが、月末にアメリカの利上げを占うFOMCと日銀の追加緩和期待が待っていますので、それまでは早めに利食っておいたほうが良さそうです。

なお、現時点でローソク足は長期移動平均線の上で推移しています。

一方で、MACDが間もなくデッドクロスしそうな点が気になるところです。

週足のテクニカルチャートはいまだ下落トレンド示唆

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記は、ニュージーランドドル円の週足のテクニカルチャートです。

2014年12月末につけた94円台前半を上値に、それ以降は下落トレンドが継続しているように思われます。

現在は中期移動平均線を上回ることができるか、それとも反発して再度下落するのかという場面ですが、現時点では上値を目指す可能性が高いと考えて良いかもしれません。

MACDのヒストグラムはプラスに転換していますので、しばらくは上昇トレンドを期待しても良いでしょう。

もし中期移動平均線を確実に上回ることができれば、91円台前半から72円台ミドルまでを範囲としたフィボナッチで判断すると、83.37円あたりまで戻してもおかしくありません。

ただ、一気に上げるとは考えにくいため、押し目を丁寧に拾っていく形が適切と考えられます。

現時点では、フィボナッチの38.2%戻しあたりである80.80円付近がサポートとなりそうですので、このあたりで買いから入る戦略をとっていきたいところです。