ドル円:上昇トレンド発生か?


男性
先週のドル円相場は、121.410円台で終えました。

ドル円相場を大きく押し上げた大きな要因は、やはり欧州中央銀行が追加緩和の姿勢を指名したこと、そして中国が利下げなど追加刺激策を発表したことでしょう。

この2つにより、ドルが買われ、ユーロが売られるという現象が発生し、それに伴ってドル円相場も上昇しています。

ただ、来週は大きなイベントが控えているということを頭に入れておかなければなりません。

28日(水)にはFOMCの政策金利発表、29日(木)にはアメリカのGDP速報値、30日(金)には日銀金融政策決定会合後の黒田日銀総裁の会見が控えています。

現時点でアメリカの政策金利は据え置きが予想されていますが、政策金利が据え置きとなったとしても、年内の利上げが示唆される内容であれば、ドル相場は大きく動くことになるでしょう。

また、日銀においても追加緩和をする可能性は低いと見られているものの、注意しておきたいところです。

もし12月に追加緩和を行うことが示唆された場合、ドル円相場はさらに上昇する可能性があります。

それまでは様子を伺いながらのトレードとなる可能性が高いため、ポジションは早めにクローズしたほうが良いかもしれません。

ローソク足が強い上昇トレンドを示唆

ドル円:テクニカルチャート
上記は、ドル円の日足を表示させたテクニカルチャートです。

15日に118円を割り込みそうな勢いで下落しましたが、その後値を戻し、ほとんどのローソク足が高値を更新しながら上昇を続けています。

23日も強い上昇を示唆する形でローソク足が終えており、ボリンジャーバンドも拡大しそうです。

もし上昇が続くようでしたら、まずは100日移動平均線がある121.980円付近を目指す可能性があります。

ただし、来週は大きなイベントを控えていますので、それまでは調整相場となる可能性も否定できません。

ちなみに、RSIは70%を上回ってきており、買われ過ぎの状態にあることを示唆しています。

週足では雲の上を維持

上記は、ドル円の週足のテクニカルチャートです。

テクニカルチャート上には一目均衡表を表示させていますが、かなりの期間雲の上をローソク足が推移しており、雲の上限に触れるたびに反発しているのがお分かりいただけるかと思います。

今後しばらく上昇トレンドの雲が続きますので、雲の上の水準を維持できるか、それとも雲の中に入り、方向感を失うか見極めたいところです。

なお、RSIは一時20%近くまで下げていましたが、先週の上げ相場により40%を上回ってきています。