ニュージーランドドル円:十字線のローソク足が発生


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中国発の景気懸念をきっかけに、8月下旬に一時72円台ミドルまで大きく下げたニュージーランド・ドル円相場ですが、そこから価格を大きく落とすことなく、現在は上昇トレンドが続いています。

ただし、上昇トレンドも一服するかもしれません。

23日(金)は十字線のローソク足で終えています

十字線のローソク足はトレンドの終了を示唆するものと言われていますので、このままレンジ相場に移行する可能性が高いと考えられます。

一方で注意したいのは、やはりアメリカの利上げ時期を巡る憶測、そして日銀の追加緩和期待でしょう。

来週はFOMCと日銀黒田総裁の会見が予定されており、相場が大きく動く可能性大です。

ドルと円を中心とした動きとなりそうですが、それにつられる形でニュージーランドドル円も大きく動く可能性があります。

また、ニュージーランドドルにおいてはFOMCの後の午前5時に政策金利発表があります。

ニュージーランドドルは年内に1回の利下げが見込まれていますが、すでに織り込まれている可能性があるため、下げたところは買いでエントリーするというスタンスでいると良いかもしれません。

では、テクニカルチャートで相場の動きを見ていきましょう。

高値更新もレンジ相場移行か?

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記は、ニュージーランドドル円の日足のテクニカルチャートを表示させたものです。

23日(金)は十字線のローソク足で終えており、これは相場の転換点となることを示唆しています。

とはいえ、ここから大きく下落するわけではなく、レンジ相場を形成する可能性が高いと考えておくと良いかもしれません。

なお、RSIは60%あたりを推移していますので、上値を追う余地はまだあると判断できそうです。

週足では上昇トレンド継続も半値戻しでトレンド終了か?

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記は、ニュージーランドドル円の週足のテクニカルチャートを表示させたものです。

92円台ミドルを起点に、72円台ミドルまでの範囲でフィボナッチを引いてみると、半値戻しの82円台ミドルまで到達したということもあり、ここのあたりで一息つく可能性があります。

もし半値戻しを上回り、さらに上げていくとしたら、61.8%戻しの84円910円付近が目安となるでしょう。

また、5日移動平均線が21日移動平均線をゴールデンクロスする可能性もあり、もしゴールデンクロスを達成したらさらに上値を目指す可能性があるということも頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

ただし、アメリカの政策金利発表、日銀の追加緩和、ニュージーランドの政策金利発表まで様子を伺いながらの相場が続くと思われますので、早めの決済がおすすめです。