ユーロドル:ボリンジャーバンド拡大で下落トレンド発生


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FOMCの結果を受け、ユーロが大幅に下落しています。

FOMCで利上げはなかったものの、「世界情勢が成長抑制」という文言が外れ、さらに「アメリカの経済は緩やかなペースで拡大している」とされたため、12月に利上げされるのではないかという憶測が広がったことが大きな要因でしょう。

また、先日はドラギ総裁が追加緩和意思を表明したことにより、ユーロとドルの間に格差が生まれつつあります。

年内はユーロが売られ、ドルが買われるという相場になりそうな展開ですが、今回はユーロドルのテクニカルチャートを見ていきましょう。

バンドウォークがスタートか?

テクニカルチャート:ユーロドル
上記テクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものです。

ドラギ総裁の発言で大きく下げた後、深夜のFOMC後に再び大きく下落しています。

ローソク足はボリンジャーバンド-2αを下回り、バンドも拡大していますので、下落トレンドが発生しているとみて良いでしょう。

このままバンドウォークを続けるのか、それとも「行ってこい」になるのか気になるところですが、現時点ではバンドウォークを続ける可能性が高いと考えて良いかもしれません。

戻したとしても、短期移動平均線がある1.10000手前では跳ね返されそうなイメージを持っています。

それに、FOMC後の戻りが非常に鈍いため、強い下落トレンドが発生しているとみて良さそうです。

ちなみに、1.10000手前には売り注文が断続的に並んでいると言われています。

雲からの乖離が気になるところ

テクニカルチャート:ユーロドル
上記テクニカルチャートは、一目均衡表を表示させたものです。

テクニカルチャートをみて気になるのは、やはり雲から乖離しているということでしょう。

強い下落トレンドが発生していることを示唆していますが、同時に乖離を埋める可能性も否定できません。

そのため、しばらくはもみ合い、その後下落する可能性があります。

買い注文から入るのはリスクが大きいため、短期移動平均線がある1.10000手前で売りエントリーから入るほうが確度が高いと言えるでしょう。

ユーロドルはパリティを目指すか?

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ドラギ総裁の追加緩和示唆、そしてアメリカの年内利上げにより、ユーロドルがパリティ、つまり1ドル=1ユーロを目指す可能性も否定できなくなってきています

週足のテクニカルチャートで直近安値の1.08075を割れた場合、1.04600付近まで目立った抵抗がありません。

また、10.4600を下抜けた場合、パリティの可能性が見えてくることになります。

とはいえ、現時点ではドルの利上げ時期次第ということになりそうですので、アメリカの雇用統計など各指標の結果に注視したいところです。