ドル円:105円突破もNYタイムに暴落


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今週のドル円相場は、全体的に円安の流れとなりました。

アメリカの経済指標が良好な内容だったということもあり、特に28日金曜日に発表されたアメリカのGDPが市場の予想を上回ると、大きなレジスタンスになると思われていた105円を軽々と突破。

一時は105.500円付近まで上昇する動きとなりました。

しかしながら、ニューヨークタイムが午後に入ると、FBIが大統領候補選に出馬しているヒラリー・クリントン氏のメール問題を再度調査するというニュースが入り、強いドル売りの動きが発生。

104.500を割り込む大暴落となり、わずか数時間で1000pips以上円高が進行しました。

この動きからも分かるように、ドル円の動きは大統領選の結果に大きな影響を受けることになるでしょう。

現時点ではクリントン氏が優勢と見られていますが、もしドナルド・トランプ氏が大統領に選出された場合、ドル円は一気に下落する可能性があります。

来週は3日木曜日早朝にFOMCの発表が予定されているものの、大統領選前ということもあり、今回の利上げは見送りが濃厚です。

つまり、12月の利上げ説が最も高いと考えられますが、当面は大統領選を睨んだ動きが続くことになるでしょう。

では、テクニカルチャートをもとにドル円の動きを見ていきたいと思います。

4時間足では104円台ミドルの攻防

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

FBIがクリントン氏のメール問題を再調査するというニュースが入ったことで大幅下落したドル円でしたが、これまでレジスタンスとなっていた104円台ミドルがサポートとなっており、ここを割り込むか、それともサポートとして機能するかが大きなポイントになるかもしれません。

とはいえ、アメリカの大統領選挙最終決戦が間近に控えているということもあり、ファンダメンタルズが相場に影響するケースが増えてくるでしょう。

とはいえ、現時点ではクリントン氏が優勢と報道されていますので、買い中心のトレードをしていきたいと考えています。

日足ではボリンジャーバンドの+2αで跳ね返される

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートです。

ここ数週間で5円以上円安方向に進んだドル円ですが、ボリンジャーバンドの+2αがレジスタンスのような形となっています。

一方でボリンジャーバンドの+1αがサポートとなっており、どちらに抜けるか注目したいところです。

週足ではレジスタンスライン付近の攻防

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

5月頭につけた105.500付近がレジスタンスとなっており、28日金曜日はこのレベルで跳ね返された形となっています。

今後もこのラインが重要な意味を持つ可能性がありますので、もし突破できたら一段の上昇が期待できるかもしれません。