ニュージーランドドル円:オーストラリアの政策金利発表前後で動く


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利下げ観測が出てきたオーストラリアドルでしたが、今回の政策金利発表で利下げは見送られ、「回復見通しがやや強固になったと判断した」ことを理由として挙げました。

利下げ観測が出ていたことから、政策金利発表前には値を落としたオーストラリアドルですが、政策金利据え置き発表後には堅調に推移しています。

オーストラリアドルと関連性が高いとされるニュージーランドドルにつきましても、オーストラリアドルと同様の動きをみせたものの、ニュージーランドドル円に関しては上昇一服後、若干下げに転じているようです。

明日はニュージーランドの四半期失業率発表が予定されていますが、それほど大きく動くことはないかもしれません。

アメリカの雇用統計発表まで大きな動きが出る可能性は低く、雇用統計までに大きく動いたとしても、その後の調整の動きが出る可能性が高いと見ています。

では、ニュージーランドドル円のテクニカルチャートを見ていきましょう。

80.200付近と82.550付近が分かれ目か?

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ニュージーランドドル円の日足を表示させたものです。

4月22日につけた高値92.402円を始点に、8月24日につけた安値72.561円を終点としてボリンジャーバンドを引いたところ半値戻しとなる82.550円付近までは一度値を戻しました。

しかし、半値戻し以上の価格まで上げることはできず、その後は38.2%戻しである80.189円付近がサポートとなっています。

現状では大きく上げる、もしくは下げる要素が見当たらない状況ですので、しばらくはその間でのレンジ相場が続く可能性が高いと言えるかもしれません。

もしローソク足が明確に82.550円を超えてくる、もしくは80.189円を下回るようでしたら、トレンドが発生する可能性があります。

ただ、現状ではトレンドが発生する可能性は低いと考えられるため、半値戻しのラインで売りエントリー、38.2%戻しのラインで買いエントリーを仕掛ける戦略が有効となるでしょう。

短期移動平均線と中期移動平均線がゴールデンクロス

ニュージーランドドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ニュージーランドドル円の週足にボリンジャーバンドを表示させたものです。

バンドは収縮傾向にありますが、短期移動平均線が中期移動平均線を下から上へ抜け、ゴールデンクロスの状態が発生しています。

つまり、上昇トレンドとなる可能性を示唆していますので、基本的には下げたところを買う、いわゆる押し目買い戦略が有効となるでしょう。

相場の世界では“休むも相場”と言いますが、明確なトレンドが発生するまで、エントリーしたとしても短期決戦がおすすめです。