ドル円:焦点はアメリカ大統領選挙に


アメリカ国旗
先週のドル円は、FBIがヒラリー・クリントン氏のメール問題を再調査するというニュースが尾を引き、円高の展開が続きました。

金曜日に発表されたアメリカの雇用統計後もそれほど大きな動きはありませんでしたが、これはすべて来週のアメリカ大統領選挙によるものでしょう。

一時はクリントン候補が優勢との見方が強かったのですが、メール問題が再発するとクリントン候補の支持率が一気に低下したとされています。

それに伴い、ドナルド・トランプ氏が優勢とのニュースも伝わるなど、現時点ではどちらが次期アメリカ大統領に選出されたとしてもおかしくない状況といえるでしょう。

クリントン氏が大統領に選出されたとすれば、円安トレンドにつながる可能性が言われている一方で、ドナルド氏が選出されると円高が進行すると考えられています。

とはいえ、どちらが大統領に選出されるのかまったくの未知数ですし、現時点でリスクを冒してトレードする必要はないかもしれません。

トレードを始めるのであれば、日本時間9日に発表予定の大統領選挙後がベターでしょう。

では、ドル円の動きをテクニカルチャートをもとに見ていきたいと思います。

4時間足では下落トレンド中

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の4時間足のテクニカルチャートとなっています。

クリントン氏のメール問題再発により、円高トレンドが進行している状態となっていますが、ローソク足のすぐ上に9期間移動平均線が迫ってきており、まずはこれを上回ることができるか、それとも反発するのかに注目したいところです。

とはいえ、ポジション調整の関係で大きな動きが出る可能性はあるものの、アメリカ大統領選挙の結果を待ってからトレードしたほうが良いでしょう。

日足では一目均衡表の雲に押し戻される

ドル円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

先月頭の時点でローソク足は一目均衡表の雲を上に突き抜け、一時は105円台ミドルまで円安が進行しましたが、クリントン氏のメール問題により、ローソク足は再び一目均衡表の雲の中に押し戻されてしまいました

ただ、アメリカ大統領選挙の結果、一目均衡表の雲をどちらかに突き抜ける可能性があるため、その時はトレンドに沿ってエントリーしたいと考えています。

選挙結果で再び100円割れの可能性も?

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

ローソク足は一目均衡表の基準線に押し戻された形となっています。

全体的に見ると広い範囲でのレンジ相場と捉えることもできますが、やはりアメリカの大統領選挙次第といったところでしょう。

もしトランプ氏が当選した場合、100円割れの可能性も視野に入れておきたいところです。