ドル円:フランス同時多発テロの影響は?


フランス
強い結果が出た雇用統計以降、先週後半は調整の動きが続きました。

一時122円台ミドルまで落とす場面も見られましたが、かなり堅い様子で、押し目買いのポイントとも考えられます。

ただ、月曜日の動向には注意しなければならないでしょう。

日本時間14日の早朝、フランス中心部で同時多発テロが発生しました。

このテロで亡くなられた方々へ心から哀悼の意を表します。

100人を大きく上回る犠牲者が発生し、今でも混乱の状態が続いているようですが、このフランス同時多発テロにより円が買われる可能性があります。

この土日に事態が収束する可能性もありますが、一時的には円が買われる可能性が高いため、ドル円も下に窓を開けることとなりそうです。

では、テクニカルチャートを見ていきましょう。

どこまで円が買われるか?

ドル円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ドル円に日足を表示させたものです。

まずおさえておきたいのは、フランスで発生した同時多発テロにより、どれくらい円が買われるかということです。

第二次世界大戦以来となる非常事態宣言が出るほどの事件となっており、どれほど円が買われることになるのか現時点では予測できません。

とはいえ、アメリカが12月に利上げを実行する可能性は非常に高いため、下げ渋ったところで買いエントリーで入るのが有効かもしれません。

なお、フランスで今年1月に発生したテロ当時もドル円が下落する展開となりましたが、その後すぐに持ち直し、上昇に転じています。

122円序盤から119円後半あたりが押し目のポイントとなる可能性があるものの、下げ渋ったところを狙うよう心がけましょう。

また、同時多発テロに関する15日のニュースにも注目です。

フランスが報復行為に出るようであれば、円買いが一層強まる可能性が十分あります。

株価の動向にも注目

テクニカルチャート
フランスで発生した同時多発テロにより、今後しばらくフランスの経済情勢が悪化する恐れがあります。

環境業で大きな収益を得ているだけに、今回の同時多発テロは非常に大きなダメージとなるでしょう。

そのため、株価を引き下げる可能性があり、それに伴ってドル円も下げるかもしれません。

月曜日には日本の実質GDPが発表されますが、同時多発テロの影に隠れることとなりそうです。

現時点で月曜日の予想をするのは非常に難しく、トレードは控えるのもひとつの手といえるでしょう。

ただし、下げ渋ったところで再びドル円が巻き返す可能性も否定できませんので、その時は動きについていくと良いかもしれません。