ユーロドル:下落トレンド継続も戻りに注意


男性
利上げ観測が高まるドルが買われているのに対し、12月に追加緩和が噂されているユーロは売られる状況が続いています。

フランスで発生した同時多発テロ問題は一旦落ち着きを見せていますが、まだテロのリスクはくすぶっており、ユーロは買われにくい状況が続いているようです。

現時点でユーロを買う理由はなかなか見当たらず、基本は戻り売りをメインとした戦略でいくほうが良いでしょう。

ただし、ユーロショートが溜まっている可能性もあり、ポジション調整の動きが近々あるかもしれません。

では、どのあたりで戻り売りを仕掛けると良いのでしょうか。

以下でテクニカルチャートをもとに予想していますので、ユーロドルトレードの参考にしていただければと思います。

1.08300付近の戻り売りをターゲットに

ユーロドル:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものとなっています。

先週木曜日に5日移動平均線を上回って終えましたが、金曜日に再び下落し、5日移動平均線を超えることができていません。

ただ、一目均衡表の雲からの剥離が大きく、今すぐ大きく下落する可能性は考えにくいかもしれません。

一度は戻りを試す相場になると予想していますが、目安としたいのは21日移動平均線です。

現在21日移動平均線は1.08300付近に位置しており、その付近まで戻りを試す可能性があります。

1.08300付近へ戻す展開となれば、売りエントリーを仕掛けると良いでしょう。

なお、RSIは再び下落トレンドを示唆しており、売りすぎラインと言われている20~30%に到達するにはまだ余裕がありそうです。

週足のテクニカルチャートではボリンジャーバンド拡大

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの週足のテクニカルチャートとなっています。

ご覧いただけばわかると思いますが、先週の下落でボリンジャーバンドが拡大し、売りトレンドの発生を示唆しています。

ちなみに、ユーロドルの月足のテクニカルチャートも下落トレンドを示唆しているため、月足、週足、日足ともに足並みを揃えたことになり、強い下落トレンドが発生していると見て良いでしょう。

週足の5期間移動平均線は1.08300付近にありますが、このラインは日足の21日移動平均線とほぼ同じレベルであり、強い抵抗となる可能性ありです。

このラインを上回ると一気に上へ巻き戻されるリスクがあるものの、ユーロ買いの要素が見当たらない現状ではその可能性は低く、再び下落する可能性が高いと見ています。