ドル円:押し目買い戦略を継続


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今月上旬に発表された強い雇用統計の結果を受け、ドル円は一時123円台まで値を上げました。

その後は利益確定売りなどに押され、先週は122台前半まで下げる場面があったものの、122.30円あたりは非常に底堅い印象を受けています。

そんな中、12月4日金曜日はアメリカの雇用統計発表です。

アメリカが12月に利上げを開始する可能性が高いとされているだけに、もし雇用統計で悪い結果が出たとしても、押し目買いを狙っていきたいところです。

では、テクニカルチャートで来週の動きを分析していきましょう。

120.30付近は積極的に押し目買い

テクニカルチャート:ドル円
上記はドル円の日足のテクニカルチャートとなっています。

先週は一時122.30円を割る場面も見られましたが、その後は120円台後半まで巻き返すなど、非常に底堅く推移している状況です。

現在は21日移動平均線にサポートされている状況が続いていますが、120円を割り込む場面はなかなか想像できません。

これはアメリカの12月利益がほぼ確定的とされていることが大きな要因と考えられ、FOMCまでは同様の傾向が続くことになるでしょう。

ただ、トルコとロシアの関係悪化には注意したほうが良いかもしれません。

ここのところのトルコは急激に売られる状況となっていますが、トルコとロシアの関係がさらに悪化した場合、安全資産とされる円が買われる可能性があります。

現時点ではドル買いも入ると予想されるため、ドル円に関してはそう大きく下げることはないかもしれませんが、下値リスクは頭に入れておいたほうが良いでしょう。

とはいえ、122.30円付近は積極的に買いエントリーを仕掛けていきたいところです。

また、3日に予定されているドラギECB総裁の会見後に相場が大きく動く可能性がありますので、リスク管理は徹底してください。

テクニカルチャート:ドル円
こちらはドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

お分かりいただけますように、週足ではボリンジャーバンドが収縮しているため、いわゆるレンジ相場と捉えて良いでしょう。

ただ、レンジ相場ということは相場にパワーが蓄積されていることを示していますので、仮にボリンジャーバンドが拡大するようであれば、一気に相場が動く可能性があります。

雇用統計前の利益確定売りに要注意

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上述しました通り、金曜日にはアメリカの雇用統計発表が予定されています。

それまでに利益確定売りが出て、一時的に値を下げる場面があるかもしれませんので、ロングポジションを保有しているなら注意したほうが良いかもしれません。

とはいえ、押し目買い戦略に変わりはないため、下げたところで再び買いポジションを構築するのが最も有効な戦略となるでしょう。