ユーロドル:ドラギECB総裁会見後に爆上げ


FX
先週行われたドラギECB総裁の会見には大きな注目が集まっていました。

ユーロがどの程度追加緩和をしてくるのか、また政策金利を引き下げるのかなどに焦点が集まっていましたが、政策金利は据え置き、また追加緩和についても市場の予想を裏切る内容だったため、ドラギ総裁の会見直後にユーロドルが爆上げ。

会見当時は一時1.05500付近まで値を下げていたものの、その9時間後には1.09800付近まで急激に上げてきました

これまで溜まっていたショートポジションの巻き戻しと考えられますが、今回の動きにより、ある程度ポジション状況は落ち着いてきたのかもしれません。

では、今後のユーロドルはどう動いていくのでしょうか。

テクニカルチャートをもとに分析していきたいと思います。

日足はボリンジャーバンドの+3αにタッチ

テクニカルチャート:ユーロドル
上記テクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものです。

ドラギ総裁会見後の爆上げにより、ローソク足が一時ボリンジャーバンドの+3αを抜ける場面も見られましたが、その翌日には押し戻され、ボリンジャーバンド+2α上にとどまっています。

ユーロドルがさらに上を目指すのか気になるところではあるものの、ユーロの金融政策はアメリカの金融政策と逆を行っていますので、アメリカの利上げがどの程度のペースで進んでいくかが大きく関係しそうです。

もし速いペースでアメリカが利上げをしていく場合、ドルに対してユーロは再び売られる可能性があります。

一方で、アメリカの利上げペースがゆっくりとなる場合、ユーロの買い戻しがさらに進む可能性がありますので、上を目指すかもしれません。

現時点では判断が難しく、FOMCまでは小幅なレンジ相場が続くと予想しています。

とはいえ、一目均衡表の雲は下落トレンドを示唆していますので、基本的には買い戻しに細心の注意を払いながらも売り目線でいたほうが良いでしょう。

くすぶるテロリスクにも注意

男性
フランスのパリで発生した同時多発テロからしばらく経ちますが、依然としてテロのリスクは根強く残っています。

ユーロ圏内はもちろん、テロのリスクは世界中に広まっていますので、急な値動きには十分注意しましょう。

現状は相場予想が難しい状況にあるため、17日早朝のFOMCまで短期売買の方針でいくことが賢明かもしれません。

また、FOMC後は相場が閑散となる可能性があります。

値が飛びやすくなりますので、休むも相場を心がけておきましょう。