ニュージーランドドル円:原油価格に下落に追随するも下値は限定的か?


男性
先週は原油価格の下落が市場に大きな影響をもたらした1週間でした。

ニュージーランドドルなど資源国通貨が売られることとなりましたが、オーストラリアドル円と比較するとニュージーランドドル円の下値は限定的かもしれません。

12月10日(木)に発表されたニュージーランド中銀の政策金利発表は、事前の予想通り0.25%の利下げという結果でした。

通常ならニュージーランドドルが大きく売られ、下落トレンドが発生するのですが、ニュージーランドドルの利下げはすでに織り込んでいたうえ、今後の利下げ観測が遠のいたことにより、政策金利発表後は一旦下げたものの、すぐに上値を追う展開となりました。

ただ、原油価格下落の影響は大きく、しばらくは原油価格の動向を睨んだ展開となりそうです。

また、ニュージーランドドル円については、アメリカのFOMCと日本の黒田日銀総裁の定例会見にも注目が集まります。

では、ニュージーランドドル円のテクニカルチャートを見ていきましょう。

日足は21日移動平均線がサポートか?

テクニカルチャート:ニュージーランドドル円
上記のテクニカルチャートは、ニュージーランドドル円の日足を表示させたものです。

先週序盤の上昇でボリンジャーバンド+3αを上に突き抜け、さらに上層が加速するかと思われましたが、その後は原油価格の下落などに伴って押し戻され、81.13円付近でクローズしました。

現在は21日移動平均線に支えられた状態となっているものの、ここを割り込むと一目均衡表の雲の上限である80.430円付近まで下落する可能性がありそうです。

また、17日(木)に発表されるニュージーランドのGDP(前期比)にも注目すべきかもしれません。

GDPが著しく悪い結果となった場合、利下げ観測が再び浮上する可能性があり、その場合は下値を探る展開となるでしょう。

とはいえ、FOMCと黒田日銀総裁の定例会見次第となる可能性が高いと考えられます。

週足は21週移動平均線がサポート

テクニカルチャート:ニュージーランドドル円
上記はニュージーランドドル円における週足のテクニカルチャートです。
ボリンジャーバンドは水平の状態となり、レンジ相場のような形となっています。

ただし、下値は21週移動平均線にサポートされた状態となっており、ここで反発できるか、それとも下に突き抜けるかがひとつのポイントとなりそうです。

その意味で、ニュージーランドのGDPやアメリカのFOMC、日本の黒田日銀総裁の定例会見が、今後のニュージーランドドル円の動きを決めるものとなるかもしれません。