ドル円:FOMCで上昇も黒田総裁会見後に下落


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FOMCでは市場の予想通りの利上げとなり、ドル円は一気に122円台まで上昇しました。

高値圏でのもみ合いが続いていたため、さらに上を目指すようにも思われましたが、黒田日銀総裁の定例会見後に123円台まで上昇。

しかし、黒田総裁が発表した内容が追加緩和として捉えられなかったのか、すぐさま下落がはじまり、最終的には121円台前半で終了しました。

今年最後のビッグイベントを終えたということもあり、年内はボラティリティが低い相場が続くと思われます。

市場参加者が減少し、価格が飛びやすい傾向にありますので、リスク管理は徹底しておきたいところです。

では、今後のドル円はどう見ていくべきなのでしょうか。

以下でテクニカルチャートをもとに分析していきたいと思います。

一目均衡表の雲に突入

テクニカルチャート:ドル円
上記テクニカルチャートは、ドル円の日足を表示させたものです。

18日金曜日終了時点でローソク足は雲の中に入っています。

これは相場が迷っている状態にあることを示唆していますので、現時点では次の材料待ちといったところでしょうか。

注目したいのは、やはりアメリカの各指標でしょう。

今後発表されるアメリカの各指標は利上げペースに関わるものと推測できますので、指標の結果次第でドルが大きく買われる、もしくは売られる可能性があります。

一方、テクニカルチャートだけを見て判断するのでしたら、21日月曜日の動きが重要となるかもしれません。

月曜日終了時点で雲を上に抜けることができれば、再び123円台を目指す可能性も否定できませんので、慎重に見ていきたいところです。

また、年内は原油の価格により相場が動く可能性があります

現時点では原油価格のさらなる下落も予測されていますので、十分注意しましょう。

週足は依然としてレンジ相場か

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートとなっています。

今年5月の125.850円あたりを高値にし、ボリンジャーバンドはほぼ水平の状態となっていますので、レンジ相場と見て良いでしょう。

ただ、先週のローソク足が一目均衡表の雲の中に足をかけた点が気になるところです。

雲を上に抜けることができるか、それとも雲に本格突入し、迷い相場となるのか、来週はその動きを見定める時間になるかもしれません。

とはいえ、年内は大きく動く可能性が極めて低く、株式市場と原油価格に焦点を当ててくことが重要になるでしょう。

なお、来週は22日にアメリカのGDP、23日にアメリカの中古住宅販売件数、個人所得・支出などの発表が予定されています。